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コンサル起業|現役コンサルがお伝えする「起業前」に知りたい真実

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コンサル起業|現役コンサルがお伝えする「起業前」に知りたい真実

職人のような技術力もない、エンジニアのような専門性もない。。。そうだ!!経験と知識を売ろう!!

コロナ禍で現在の仕事も安泰ではなくなり、時々見聞きしていた「コンサル」として独立できないだろうか?と悶々と考えていませんか?

実は、この記事で紹介する3つのポイントを理解すると、ご自身が考える起業や独立に対するヒントが得られます。

なぜなら、筆者は職業分類上「コンサル業」として独立して起業しているのですが、コンサルファームとは違った切り口のお仕事内容やクライアントの接し方で、独立コンサルに対する「Fit&Gap」をご説明します。

この記事では、コンサル起業の実態を赤裸々にお伝えし、報酬などの目安もご説明し、この記事を読み終える頃には、ご自身が人生の攻め時か?守り時か?の指標ができて、どちらにしても次の人生のスコープ設定の参考になる「経験」が知識として共有されていると思います。

 

コンサルで独立すべき??
結論:以下がひとつでも当てはまるならやめておきましょう

 

  • 今の仕事や人間関係がイヤで独立を考えている
  • 家族の賛同や気の許せる仲間や取引先に相談できる人がない
  • ゆくゆくは楽に稼げるようになりたい

 

コンサルティングは「ストック型」のビジネスではない

コンサルの仕事は、人それぞれですが敷居の高いエレガントでリア充な職業に見えるかもしれません。

ただ、コンサルと言う仕事は基本的には「業務を受託する」事で益を得る仕事ですので、何か不労所得や収益のストックが貯まっていく類のビジネスではないのです。

常に永遠に走り続ける必要があります。泳ぐのを止めると死んでしまうんです。↓

Yellow Fin Tuna Fish Taxidermy - paulbr75 / Pixabay

paulbr75 / Pixabay

 

また、独立コンサルにとってのハードルと理由は以下になります。

①:独立コンサルの一番の障壁は知識でも経験でも技術でもなく「営業獲得」

そもそもですが、コンサルの花形である「戦略系コンサル」は殆どのケースが一人ではできません。経産相から出ているような公的な案件に関しては入札制で実施していますが、金額の規模や動く人数、期間などが桁違いになります。

これにエントリーするような「コンサルガチ勢」の企業も、もちろん民間企業のコンサル案件も取り扱いしていますが「中期経営計画」のようなテーマであれば6ヶ月で4−5千万と言う規模は珍しくありません。

そのため、このような強者がゾロゾロとウロついている中で、信用も実績もない独立したての企業にフィットする案件自体が「見つけられない」と考えておくべきでしょう。

 

②:クライアントの課題を解決するのがコンサルの目的なので、末長くお付き合いは稀

詳しい業務領域や仕事の内容は別の投稿でご説明しますが、株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアさんの記事によると、コンサルティングとは「企業の様々な経営上の課題を明らかにし、解決する助言をする」職業とされています。

と言うことは、、、コンサルを受注したとして、一定期間内に「成果」を出すことで基本的にはそのプロジェクトは終了します。

言い換えれば成果を出せば出すほど、課題を解決すればするほど「自分の仕事」がなくなっていく前提のお仕事なのです。
ただ、成果を出して「評価される」事によって、次なる機会に恵まれる事は大いにあり得ます。

また、更なるハードルが「成果」です。

クライアントも「慈善事業」をしている訳ではないので「業績」を良くする事が必要になります。

ツイッターやその他SNSでも「マーケコンサルやってます」や「SNSコンサルやってます」と自己紹介欄に記載しているケースも多く見ると思いますが、正直、部分的な業務改善では事業全体の底上げや根本的な課題改善はできません。

もちろん、ある分野での専門性や特質性を生かして、その分野での十分な成果を残せる方はいるとは思いますが、残念ながら殆どの事業は、ある一定の領域を伸ばしても、追いついていない領域があると、そこの低い基準がベースになって他の領域のパフォーマンスが発揮できなくなります。

そのため、いくら特定の領域で成果を出し続けていても、クライアントの業績や経済状況が変わらないと、いずれは「終わり」を迎える事になるのです。

 

③:相談できる人、助けてくれる人脈パイプがなくては全く立ち行かない

また、起業前の営業リサーチや起業後の営業アプローチも、殆どが「知り合い」や「現在の会社」、「現在のお取引先」が候補になります。

いくら立派なスーツと名刺を作って、ピカピカの履歴書や職務経歴書を持参して飛び込み営業をしても案件を獲得するどころか、機会をもらう事自体が難しいのは想像できますよね?

ですので、前職をネガティブに離職した方はいくら能力があっても、クライアントになりそうな「元お取引先」様も、前職の会社とは取引を継続しているので「心理的なバイアス」や「忖度」が働いてなかなか取引を成立させる事が難しくなってしまいます。

 

仮に独立する背景が整っていたら「稼げる」のか?

結論→稼げます(もちろん自分次第です)

しかも複数クライアントを分散できたら「時間あたりの収入効率」も上がります。

なぜ稼げるのか?

コンサルティングの単価には業界の相場と言うものがあります。

コンサルファームの年収事例を見てみると、やはり他の業種と比較して高めなのがわかると思います。
出典:株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア「コンサルタントの年収・給与」
https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmsalary.html

また、筆者の会社(一人しかいませんがw)も「コンサル」としての収益は年で1800万ほどあり、その他にアプリ開発や新規事業のサービス開発のプロマネやディレクションによる収益を得ています。
→節税の観点であくまで会社の収益=個人の給与とはしてません

また、登録制のコンサル案件紹介サービスを利用すると、経験や領域によって異なりますが、筆者の月間フル稼働の単価が150万から200万くらいの設定になって(されて)います。

これを高いと捉えるか?そうでもないと捉えるかは、それぞれ個々人が目指す将来像にもよると思いますが、逆に言うとコンサルメインだと機会に恵まれても「これが限界」だと思った方が良いと思います。

今回は「稼げる」可能性のお話をなので、効率よく稼ぐポイントとしては以下になります。

 

「1日8時間/週に5日稼働」が一番効率悪い

コンサル案件の紹介サイトやご紹介の「つて」でクライアント候補にお伺いすると「週に5日、デスクでお仕事できますか?」と条件を伝えられる事があります。

この場合は、魅力的な高単価案件が多いのですが、それだけスキルマッチして報酬をもらえるなら、思い切ってその企業に転職した方が良いです。

決められた単価で決められた時間をロックされてしまうと、サラリーマン時代と変わらず、本業の仕事になってしまうので、これ以上の収益を望む事が難しくなります。

また、前述したとおり「成果を出すほど仕事がなくなる」ので、1つの案件が終わって次の案件を獲得するまでに期間が空いてしまって、結果的には年収が下がって行きます。

筆者はポートフォリオもかねて、小売業やサービス業、カー業界、広告業界など多い時では6案件くらい同時に契約してお仕事をしています。

頭の切り替えと幅広さが要求されるので向き不向きはありますが、様々な勉強や探究が必要な職業なので、いずれにせよ「自分の時間が持てない」時点で詰んでしまいます。

 

リモート作業と対面作業をバランスよく配分する

では、運良く1週間で1日くらいの稼働の案件が取れそうだとしましょう。

その場合、対面会議や商談などの時間を週に2−3時間、その他資料作成やチャットやメールなどでのなるべく即時性の高い対応を週2-3時間くらいの割合で案件獲得できたらベストです。

クライアントの立場でも、週に1回しかこない人のためにデスクを確保するのも非効率ですし、そもそも対面する担当も忙しいので8時間座られても自分の仕事ができなくなってしまいます。

ただ、完全なるリモートで会議や商談の時だけ来社したりWEB会議で対応するだけだと、期待値やエンゲージメントが下がってしまいます。

クライアントの「期待値コントロール」をする事も重要な要素ですので、接触できる時間は短くとも「いつも身近」で「会うときは濃密」な時間を提供できるように心がけましょう。

 

常に新しい案件にはアンテナを張っておく

契約が決まったらスタートを全力で走りつつ、少し慣れてきた段階で他の領域や困っている事を確認したりヒヤリングして見ましょう。

マーケティングで言う「CRM:カスタマーリレーションシップマネジメント」と同じで、既存顧客のケアをしてそこからアップセルやクロスセルを狙う方が、マーケティングや営業コストが1/5になると言われています。

無理な押し売りは逆に不快にさせてしまいますが、クライアントに必要だと思う領域に関しては、機を見て提案をして見ましょう。

 

自分にコンサルができるのか?を試すことはできるのか?

少しでも自分がコンサルの仕事が向いているか?どんなニーズがあるのか?などが事前にわかったら安心できると思いませんか?

本サイトでは、皆様の会社での副業や兼業に対する責任は持てないので、どこまでやるかは自己責任になりますが、仕事内容の調査や報酬の目安、自分の向き不向きの感触などは知る事ができます。

コンサル適性を体験する方法

ここでは2社のコンサル案件紹介サービスを紹介します。

登録までは特に副業や兼業の規程には引っ掛からないとは思いますので、調査/情報収集だと思って登録して見ましょう。

 

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できる事

  1. 世の中にある「コンサル案件」の種類やタイプ、仕事量などの一部が理解できる
  2. クライアントの求めるニーズ=課題と、報酬基準が理解できる
  3. 機会が合えば案件を受ける事で、報酬に対する臨場感を体験できる

コンサル案件への応募を見ていただくとわかると思いますが、圧倒的にシステム系やシステムリノベーションのプロジェクト統括のような領域が多く、エンジニアやWEBサービス系が独立しやすいと言われている背景だと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?

現在、多くの大手企業でも「副業」を認めて企業内の給与人件費の低減を図つつ、個人としての幸福ややりたい事の機会を与えるような流れになってきています。

実は大手企業の取締役などは意外と社外の人が多い事もあり、他の業種や違う観点で事業を管掌する事をメリットとして認識しているためです。

基本的に役員や取締役は「社員」ではないので、副業や兼業の会社規程が当てはまらない事が多く、個人的には「不公平感」を感じます。

社員に副業や兼業を認めていない企業が多いのは、ノウハウの流出や本業におけるアウトプットや成果へのコミットが弱まるからと言われていますが、取締役もそれは変わらず、より大きな成果と責任が負っているはずです。

「副業」と言うから順番や序列がついてしまうのですが、筆者はあえて「複業」が本業であると胸を張って言えます。

そうする事で、アウトプットやコミットメントの事で自分自身への戒めにもなりますし、お仕事を頂いている企業への誠意ある対応と成果への貢献になると思っているからです。

皆様もこの投稿を見たのち、再度、ご自身のコンサルや起業への思いや当初の目的などを整理して、これからの動き方を改変して行きましょう。

コンサルに転職するか、起業するか、現職に留まるか、に関わらず、この時の行動が皆様の職業人生の中で有益な経験になると信じています。

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