こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- FXの自動売買(オートトレード)の仕組み
- FXの自動売買で「大損」する理由
- FX自動売買って大損するの?手遅れになる前にシステムを確認しよう|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいのお仕事を「複業」している副業ならぬ「複業家」です。
- 複業をこなす傍らで、2020年5月からトライオートFXを使った、資産運用に対するテストをしています。
- いわゆる金融系の視点ではなく「ガチの素人」の視座で、自動売買ツール「トライオートFXの日常」を、日記形式で呟いています。
☑️現在の投資状況
- 現在120万円でトライオートFXを運用
- 現在10ヶ月目の駆け出しトレーダー
- 豪ドル/NZドルを中心としたスイングトレード
- 定期的に収益レポートを発信
長らく続く景気低迷に追い討ちをかけた「コロナ禍」ですが、改めて「おカネ」の大事さとともに会社員としての年収アップの難しさに、悶々とする人も多いのではないでしょうか?
現在日本では特例措置や経済政策の影響で、一部の業態ではマイナス金利と言われるほどローンを組みやすい反面、銀行に預けている預貯金が利子で増えるなんてことはありません。
株やFXでの投資は誰でも始められる金融商材ですが、やり方や知識がないと怖くて始められませんし、情報を調べると「大損した」ということも聞くと思います。
本投稿では実際にFXを1年近く運用している筆者が、サラリーマンでも手軽にできる「FXの自動売買」について解説します。
結論からいうと「外法」なやり方でFXを始めると、自分の大事なお金が消滅する可能性があります。
しかしながら正しい取引の方法をすることで、株取引よりも少ないリスクで資金を用ができます。
まずは正確な情報を理解して、ご自身の資産について向き合うきっかけにしましょう!
FXの自動売買(オートトレード)の仕組み
FXに限らず株やビットコインなど仮想通貨も含め、金融商材の儲けや損が出る仕組みは極めて単純です。
基本的には「安いとき」に買って、「高いとき」に売ることで差分が収益や損失になります。
また「高いとき」に売り予約をして、「安いとき」に買い戻しをすることでも同様に収益を得ることができるので、相場が必ずしも「上昇」している必要はないです。
FXの自動売買とは?
FXの自動売買システムは「●円になったら買って▲円になったら売る」というプログラムが、あらゆる価格帯を想定して無数に仕込まれているシステムです。
反対に投資者が様々な情報から相場の動きを予想し、自分の目で見てパソコン操作で売買をすることを「裁量トレード」といいます。
自動売買システムのメリットはFXトレードの最大の敵である「焦り」を排除し、機械的に設定されてた動きを淡々と行うことです。
やはり相場が荒れると焦ってしまい、手が震えてパソコン操作を誤ったり、判断を誤って結局は手動で操作して損をすることもあります。
FXのトレードスタイルは4種類
上図は実際のFX価格を示す「ロウソクチャート」というグラフです。
細かい内容は割愛しますが、赤が相場が上昇して青が下降していることを示しています。
大きな図は1日単位のチャートを半年くらいの期間で表示していますが、小さな窓枠のように1分単位でもチャートを見ることが可能です。
FXは「買って(逆に売り注文)」をして「売る(逆に買い戻す)」わけですから、トレーダーは時間の長短はありますが必ず通貨を持つことになります。
この保有期間(時間)の短い順に「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」「ポジショントレード」と言ったふうに、トレード方法の名称が分けられています。
スキャルピングやデイトレードは日をまたいで通貨を持ち越しせず、スイングは数日〜数週間でポジションは数ヶ月にわたって長期保有をします。
FXの自動売買で「大損」する理由
FXで「大損をした」という書き込みや口コミは結構良く見かけます。
しなしながら日本の株式市場の「ストップ安」制度と同様で、取引のセーフティ機能があるFXにおいて「投資資金」が全て吹っ飛ぶようなことは本来は起き得えません。
国内企業のFX会社は「東京金融取引所」の運営方針に沿って行うため、レバレッジ(資金以上の取引)やロスカット(大損しないための自動損切り)のガイドラインがあります。
実は「自動売買システム」も様々な種類があり、当然筆者が初心者の方にオススメするなら「国内企業のFXシステム」です。
また自動売買(オートトレード)とシステムトレードは、FXの会社によって若干ニュアンスが異なり、システム注文はその名の通りシステムで注文するサービスです。
システムトレードではシステムが売買の判断をせず、投資者の裁量で行うサービスもあるので混同しないようにしましょう。
メモ
SNSで「儲けた」と投稿するシステムのほとんどが、「海外のシステム」や「自作のシステム」が使われています。もちろんハイリスクハイリターンを望むなら個人の自由ですが、安全はまったく保証されないので、言葉通り「自己責任」になります。
FXの自動売買で「大損」をするパターン
- セーフティ機能がないシステムを知らずに使っている
- トレードスタイルの違いからの誤解
- 同一方向からしか注文をしていない
- リスクが高い通貨で取引をしている
セーフティ機能がないシステムを知らずに使っている
FX初心者で最も多い勘違いが、自動売買システムも元金以上の買い付けができるということです。
良く聞くのが「少ない資金で4倍の取引が!」のような謳い文句です。
実は正確に言うと可能なのですが、国内のマトモな会社が運営する自動売買システムでは、「ロスカット」という基準に引っかかるので買ってもすぐ売却されます(笑)。
SNSとかで「1万円が100万円になりました」のような極端な稼ぎ方をしている人は、上述したセーフティ機能がないシステムか「画像加工」をした虚偽の投稿です。
自作ツールやリスクの高いツールで稼ぐ(稼いだフリ)をすることで、システムの販売マージンが入るからです。
国内の優良企業FXシステムのイメージ
FX会社によって多少のブレはありますが、本来のFX自動売買システムとはこんな感じです。
上図の「正しい認識」では、取引金額に対して預け金が400%の状態ですが、筆者の使っているトライオートFXでは150%になった時点で「自動ロスカット」の警告アラームがきます。
そのため投資資金が全額吹っ飛ぶなんてことは計算上ありえないんですね。
メモ
国内におけるFX取引の安全ガイドラインを無視した海外システムや、プログラミングを使った自動売買ツールはこの限りではありません。投資金の数倍の取引が可能ですが、それ以上のマイナスが出る可能性が高くなります。
トレードスタイルの違いからの誤解
前述で通貨を保有する期間で、トレードスタイルが分かれていると説明しました。
ほとんどの人は一度くらいはネットやSNSを見て、「儲けました〜」という投稿を見て「自分もやってみよう!」と思ったのではないでしょうか?
取引実績を毎日発信をしている人は、基本的にスキャルピングかデイトレードになりますが、FXのイメージってほとんどの人がデイトレードを指しています。
自動トレードの仕組み
自動トレードの仕組みでは価格相場によって機械的な売買をするため、「当日に取引完結」させる必要がありません。
特にスイングトレード型の自動売買だと、数日間から数週間にわたって通貨を保持するため、チャートを見たときの相場によっては常に含み損を抱える場合があります。
そのため当日の取引を終えても通貨を持っているため、相場が下がっている時に含み損が出て「損した!」と騒いでるケースも多いです。
メモ
筆者が考えるFXの最も良いところは投資対象が「通貨」であることです。もちろん企業の株にも魅力はありますが、経済不況や業績によって倒産して、文字通り「紙くず」になることがあります。国家(通過)は滅多には滅ばないので、長期的に見るとほとんど含み損も売却されていきます。
同一方向からしか注文をしていない
それでは自動売買のシステムが万能であるかというと弱点もあります。
それは上昇や下降など「一方向」のトレンド相場に弱いことです。
上述の通り通貨が滅ぶことは滅多にないので、長期的にみると筆者の実績上もどこかのタイミングで売り時を逃した通貨も完売できています。
しかしながら含み損が長期化することはあり得るので、チャートがどの方向でも取引ができるような設定が必要です。
自動売買システムを使っているのに「自動売買機能」を止めていたり、自分で指値注文をしている場合は多くの注文設定ができないので要注意です。
このような全方位からの対応ができるように、システム化された方法が「自動売買トレード」です。
売買の仕組みをもっと詳しく知りたい人はこちら
リスクが高い通貨で取引をしている
大損したと発信している人の中には、リスクの高い通貨で取引をしているケースもあります。
FXではハイリスクハイリターンの代名詞で「トルコ(リラ)」などがありますが、新興市場ではどのように経済や国が発展していくか?が正直わかりませんよね。。
またリスクの高い通貨は新興国の通貨に限ったことではありません。
例えば昨年の11月あたりのアメリカでは、トランプ大統領が再選するか?バイデンさんが当選するか?の大統領選という国の一大イベントの最中でした。
FXも極論いうと「上がったか下がったか」の2通りなので、運で儲けることも多々あります。
しかしながら多くの投資家や国際的な投資機関は、先の読めない国政の時は「金(ゴールド)」や「日本通貨(円)」などの安定資産に投資を移してきます。
メモ
筆者もFXに慣れた頃に、何も考えず米国ドル/日本円の通貨を買ってしまいました。長らく含み損を抱えて、年をまたいだ2021年3月にやっと含み損から脱出して完売しました。ちょうどバイデン政権が体制を整えた頃に米国市場のドルに投資が戻ってきたのでしょう。。。
インヴァスト証券の「トライオートFX」は優秀!
例えば筆者が使っている「トライオートFX」は、インヴァスト証券という1960年創業でジャスダック上場をしている企業のシステムです。
通貨はオーストラリアドルとニュージーランドドルで取引をしていますが、正直国政などは良くわからない(平和な感じ?)ので自動売買システムを動かして放置しています。
約9ヶ月運用をしてみましたが、この通貨ペアの場合は「投資金の10%の含み損を常に抱え、毎月3-5%くらい利益を出す」という取引結果です。
要は3ヶ月を経過した頃に含み損を上回る利益がではじめて、デイトレーダーが大好きな損切りをしてもなんとか引き分けになり、以降は利益が積み重なるようなイメージです。
2021年1月11日に新しく動かしたプログラムの事例
さすがプロの金融アナリストが監修しているだけありますね!
このプログラムは開始してから1.5ヶ月ほどですが、含み損を常に10万円前後(投資金の10%くらい)を抱えつつ、毎月の利益確定が3-5%くらいになっています。
2021年の3月を終える頃には、実現利益が評価損益(含み損)を上回っていつでも損切りできるのと、それ以降は利益が毎月3-5%くらい積み上がっていく見込みです。
FX自動売買って大損するの?手遅れになる前にシステムを確認しよう|まとめ
今回はFX自動売買をすると「大損」するという事に対して解説をしました。
もちろん金融投資が絶対に儲かるとも損するとも言えませんが、FXや投資初心者の場合は仕組みがわからないうちは、リスクの高いシステムや信用性の低い会社の金融商材に手を出すべきではありません。
慣れて自己判断や良し悪しがわかってきた頃に、ハイリスクなシステムを検討しても遅くはありません。
筆者も30万円の投資からFXをスタートして、7ヶ月目で10万円が積み上がったため増資をしました。
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忙しい副業トレーダーには、是非とも負担とリスクの少ない自動売買システムを選んで欲しいと思います。
それでは今回はここまでとします。