こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- SEOキーワード選定でやる事|やりすぎ厳禁!ポイントは3つだけ
- SEOキーワードの選び方|ここから間違ってる事が多いです
- キーワードの状況を調べよう|戦略を立てる準備です
- キーワードを選定して「戦い方」を考えよう
- SEOキーワード選定のポイント3つ【勝てるコツ】を実例で解説|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの「複業」をしている、副業ならぬ全てが本業の「複業家」です。
- 複業の合間に、本ブログ「ミライ創造.com」を運営する経営者ブロガーです。
- 本業の戦略コンサルとしての筆者の経験を生かし、経験者のノウハウ要素を抽出して、わかりやすくまとめて説明します。
☑️筆者が参考にしている神ブログ
manablog(坂内 学さん)|副業コンパス(クニトミ リュウヤさん)|Tsuzuki Blog(Tsuzukiさん)|SEOの森(おおきさん)
※マナブさんのYoutube動画もおすすめです(https://www.youtube.com/c/manabuch)
ブログ運営をしている人は、読書好きや仕事で文書に慣れている人が多いですよね。
しかしながらその経験を持ってしても、検索上位に入る記事を作るのは至難の技と言えます。
なぜなら文章の良し悪しの他に、検索エンジンのインデックスを最適化(=SEO対策)させる必要もあるからです。
ブログのアクセスアップや収益化には、SEO対策に向き合って検索エンジンからの流入を増やしていく必要があります。
でも本をまるっと読もうとすると気持ちが萎えますよね。。
本投稿ではブログを100記事書いて失敗した筆者が、同じく100記事でブログを立て直したコツを解説します。
☑️当ブログの実例
2021年1月末の段階で公開記事が143記事ほどありますが、過去に投稿した54記事を非公開にして立て直した経緯があります(累計197記事)。
その中で33記事ほど「noindex」設定で、検索エンジンに検索されないようにしている記事があり、実質110記事が公開記事と言えます。
9〜10月でブログを立て直しTOP10にランクインする記事が増えたため、現在は急激に検索からのアクセスが伸びて収益が発生するようになりました。
早い段階でSEOを理解し実践する事で、未来への積み上げが増えていきます。
それではさっそく解説します。
SEOキーワード選定でやる事|やりすぎ厳禁!ポイントは3つだけ
実はSEOキーワード選定で、最低限必要な事は3つに絞られます。
もちろんキーワードを深掘りしたり、読者のニーズを深く読み取ったり等のやるべき事を加えてしまうとそれこそ本で1〜2冊になってしまいます。
今回は初心者の方でも、検索エンジンの検索結果上位に入るために必要な事に絞って解説します。
SEOキーワード選定で最低限必要な事
- キーワード選ぶ
- キーワードの状況を調べる
- 戦い方を考える
ブログのアクセスを増やしていくにはSEOキーワード選定は必須ですが、段階的にやらないと覚えられないのと実績がでないとコツも掴めません。
必要な事とやるべき事は違いますので、分けて考えてみましょう。
SEOキーワードの選び方|ここから間違ってる人が多いです
SEOキーワード選定で失敗している例(過去の自分も含め)を見ていると、キーワードを「選ぶ方法」とキーワードを「選ぶ時の考え方」がごちゃ混ぜになっているケースが多いです。
まずは方法と考え方を分けて説明します。
キーワードを選ぶ「方法」
オーソドックスな方法が、実際に検索エンジンにキーワードを入れてみる事です。
キーワードを入れてスペースを入れると、図のように「サジェストワード」と言うキーワードが出てきます。
この方法自体は間違っていないのですが、大きな落とし穴があるので説明しますね。
検索エンジンに直接キーワードを入れて「キーワード選定」すると楽ですよね(笑)。
筆者も時間に追われるように記事を書いていたので経験あります。
でも検索エンジンでサジェストされるキーワードって、あくまで一般ユーザー向けなのでブロガーには不向きと言えます。
なぜなら一般ユーザー向けには、検索量が多いキーワードからサジェスト(提案)するため、初心者ブロガーがこのままキーワードを使うと競合が強すぎて検索表示されません。
ラッコキーワードを使うのが最適解
ラッコキーワードと言う「キーワード選定ツール」はご存知ですか?
無料で使えプロのブロガーや、企業の通販担当も使うほど便利なツールですので使ってみましょう。
使い方の詳細は別の投稿で説明してますので読んでみてくださいね。
>>ラッコキーワード【保存版】|使い方から記事作成までを徹底解説
ラッコキーワードは「超優秀」
一番上の「副業」と入力してある赤枠は、Google検索エンジンと連携しています。
その下の大きな赤枠がGoogle検索エンジンのサジェストワードを抽出したものです。
検索エンジンは上位10位のサジェストワードしか出ないですが、ラッコキーワードはサジェストワード全てを抽出してくれます。
抽出されたキーワードの右はじにある小さな赤枠ですが、左の循環矢印をクリックすると「副業 在宅」をキーワードにして更にサジェストワードを抽出してくれます。
初心者ブロガーは第3サジェストくらいまで深掘りしないと、競合が強すぎて検索表示されづらいので注意しましょう。
キーワードを選ぶ時の「考え方」
キーワードを選ぶ時の「考え方」ですが、簡単に言うとユーザーの検索意図を考える事です。
ここで間違った判断するとまともな記事が作れません。
「考え方」とは情報の幅や深さにバラツキがありますが、実は整理すると単純でサジェストワードにある言葉を足して判断してみましょう。
ユーザの検索意図
ユーザーが検索エンジンに入れる言葉を「クエリ」と言います。
クエリには大きく4種類あって、それぞれ「Doクエリ」「Knowクエリ」「Goクエリ」「Buyクエリ」と言います。
それぞれの(かっこ)内の言葉を、サジェストワードに繋げてみると、簡単に「読者の検索意図」が分類できるようになりますよ。
- Doクエリ:する事が目的(〜の方法・やり方、〜のコツ)
- Knowクエリ:知る事が目的(〜とは、〜のおすすめ)
- Goクエリ:いく事が目的(〜地名、場所、〜の行き方)
- Buyクエリ:買う事が目的(〜おすすめ●選、〜のレビュー)
ラッコキーワードの図に沿って「副業 スマホ」を事例にします。
- 「副業 スマホ」のやり方・・・仕事を探す登録サイトを探してそう
- 「副業 スマホ」のおすすめ・・・何が自分にできるか?を探してそう
- 「副業 スマホ」の行き方・・・意味不明ですね、、、
- 「副業 スマホ」の買い方・・・これもおかしい、、、
「やり方」であれば、クラウドワークスの登録方法やメリットなどを記事にすると良いですし、「おすすめ」であれば、WEBライターのお仕事やイラストなど副業バリエーションを記事にすると良いかもしれません。
ペルソナ云々も成約率を高めるためには必要ですが、検索からのアクセスを発生させる事を第一目的とするならば、このくらいで十分にキーワード選定は成立します。
キーワードの状況を調べよう|戦略を立てる準備です
意外とやっていない事が「キーワードの状態」を調べる事です。
具体的には以下の事を実施しましょう。
- キーワードのボリュームを調べる
- キーワードの競合性を調べる
- キーワードの入札単価を調べる
キーワードの状態を調べるには、Google公式サービスの「キーワードプランナー」を使いますが、使い方に関しては過去の記事をご確認ください。
キーワードプランナーで確認する事
下図は「副業」をラッコキーワードでデータ抽出し、キーワードプランナーで検索数を調べた結果です。
一つの基準値を定めるなら検索ボリュームが「1000以上」のキーワードで、競合性が「高い」場合は初心者が検索結果で上位表示するのは「無理ゲー」です。
キーワードのボリュームと競合性をチェックしよう
500前後の検索ボリュームの競合性が弱いキーワードで記事を書き、検索では勝ち目のなさそうなキーワードの記事に「内部リンク」で繋げていくと良いでしょう。
内部リンクを集めている記事は、SEO対策がされて「検索に強い記事」になっていきます。
小さなキーワードの記事をいくつか書いて、一つの記事に集めていくようにしましょう。
キーワードの入札単価とは?
赤枠の右側の欄が、このキーワードの記事を有料広告で出稿する場合の入札単価目安になります。
商材の価格にもよりますが、入札単価が低い方が記事を上位表示させるときの競合が少なく、入札単価が高いと検索結果の上位表示の競争が激しくなります。
ここで注意点があって、キーワードの競合性が低いのに入札単価が高いキーワードがあります。
インターネットの有料広告は、検索1ページ目に表示させる広告に「入札制度」を取り入れていますが、1ページ目が全て広告になってしまう事はありません 。
メモ
広告費が高いキーワードで競合がひしめき合っていても、広告ではなく「記事枠」としてあなたのブログが上位表示されたら勝ったも同然ですね!なお記事枠とは企業メディアよりは個人ブログから選ばれることが多く、「まとめ」「レビュー」「評判」などのテーマが強いです。
キーワードを選定して「戦い方」を考えよう
キーワードを選んでキーワードの状態を把握したら、最後にやるべきは「戦い方」を決めることです。
前述で初心者ブロガーが真っ向から戦っても勝てないと説明しましたが、初心者の戦い方は大きく2つあるので覚えておきましょう。
初心者ブロガーがSEOキーワード選定で戦う方法2つ
- 大きなキーワードで戦わない
- キーワードをズラして戦う
大きなキーワードで戦わない方法は、前述した小さなキーワードから大きなキーワードへ内部リンクを貼って戦う方法です。
もう一つのキーワードをズラして戦う方法を、筆者の記事を事例に説明します。
「キーワードをズラす」とは?|初心者の戦い方を大公開!
筆者はトレンド記事として「Gotoキャンペーン」の記事を書いています。
2020年の経済不況を挽回するため、国策で発令されたキャンペーンですので、誰しもが耳にした記憶はありますよね。
Goto関連では2つ記事がありますが、筆者が実際に旅行で行っているレジーナと言う「ペット可のリゾートホテル」を事例にして解説します。
選定したキーワードをそのまま使うとどうなるのか?
<検索結果の詳細>
●上段の4つのサイトは、レジーナリゾートの公式サイトになっている
●次の上位表示は「一休.com」のような、企業が運営する旅行やツアーサイトになっている
「Goto レジーナ」で検索した結果、、、
検索結果も「77,300,000件」あり結構なボリュームですが、この状態では勝ち目はありませんね。。。
そのため私たちブロガーは「公式サイトや企業サイトが出せない情報」を提供する事が重要になります。
キーワードをズラしてみた結果
ブロガーが強みを出せるコンテンツの代表格が「レビュー」や「おすすめ」などの感想系です。
でも一般の人はキーワードの最後に「日記」や「ブログ」と付け足して検索する事が多いんです。
一般の人は個人ブログ=アメブロやライブドアブログ、のようなイメージを持っているため、日記やブログというキーワードを最後に足して検索することが多いんですね。
検索ボリュームも「279,000件」もあってまずまず。
レジーナリゾート自体は完全ペット可の高級リゾートホテルとして「愛犬家」に広く知られていますが、半年前から予約が埋まっていくほどの超人気ホテルなので検索ボリュームも大きいんですね。
このように「戦い方」を工夫すると、検索ボリュームが多いキーワードでも上位表示される方法がありますので是非とも実践してみてください。
SEO対策がされてないアメブロの記事にはまだまだ負けませんよ〜(笑)。
SEOキーワード選定のポイント3つ【勝てるコツ】を実例で解説|まとめ
今回はSEOキーワード選定をして、検索上位表示させるコツを説明しました。
筆者は3ヶ月で100記事を達成して大失敗し、記事の半分をお蔵入りさせて30記事のリライトをしてSEO対策と向き合いました。
その際はRank Trackerという「SEO検索順位チェックツール」を使って、検索順位の推移や勝てそうな記事の選定を行い(逆に戦えない記事の見極めも)、効率的にブログの立て直しができました。
記事数がある程度増えてくると、記事の分析や見極め判断に時間がかかりすぎるので、ツールの導入は考えておいた方が良いと思います。
SEOキーワード選定やSEO対策は奥が深いのですが、まずは最低限の必要な事をやって実績を出してから次のステップに進むと良いでしょう。
SEO対策とは正しいキーワードの選び方と、知略・戦略による「上位表示の競争」です。
是非ともブログを長い目で成長させるためにも実践してみてください。
今回はここまでとします。