こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- 新卒でも副業をすべき理由
- 新卒で副業をやるメリット
- 副業が会社にバレるのが怖いあなたへ
- 新卒も副業すべき?スキルと収入を掛け算した最高に効率良い勉強法|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの複業をしている「副業」ならぬ、全てが本業の「複業家」です。
- サラリーマン時代に、月5万円〜30万円の副業経験をもとに独立して起業してます。
- 経験している会社は全て一部上場企業で、その分野のトップクラスです。
- 現在は幅広い業界と職種の経験を生かし、ビジネスプランナーの仕事を中心にコンサルティングの仕事をしています。
日本政府は2018年に「モデル就業規則」の改定を行い、副業の扱いは原則禁止から「本業に影響なければOK」になりました(実際の声明はこんな軽い口調ではないですw)。
日本も大手企業が次々と副業解禁宣言を行い、自社社員の副業許可だけではなく他社から自社への副業希望者を受入れするまでになりました。
本投稿では長い間サラリーマン人生を歩んできた筆者が、新入社員の時にどうすべきだったか?を振り返り、「新卒でも副業すべきか?」とお悩みのあなたへアドバイスをします。
少しでも人生の不安を取り除くための、ヒントになればと思いますので是非参考にしてみてください。
新卒でも副業をすべき理由|間違ってはいけないポイントも
結論から言うと副業をすべきか否か?などは人それぞれです。
やって後悔した人もいるし、勇気を出してやって良かったと思っている人も同じくらいいて、それぞれが正解ですし間違った事は言っていません。
この記事では副業によって「人生の幸福度」が上がるかどうか?を前提とし、幸福度はお金と時間に比例するとロジックで説明したいと思います。
※拝金主義と言う事ではなく、自分と自分の家族が「できることの幅が広がる」と言う観点での「お金と時間」です。
副業をすべきでない会社の特徴
社長や社員がみんな良い人、、、辛いけど楽しい職場、、、自分の夢だったデザイナー職、、、お給料が飛び抜けて良い、、、
人が感じるメリットはそれぞれで、そこを否定するつもりは全くありません。
より多くのメリットを感じながら仕事をするのは、非常に好ましい事です。
しかしながらこれだけでの理由で、副業をすべきでない?と判断するには情報不足かもしれません。
教育制度や給与テーブル、昇給制度が明確になっている会社
日本企業は「終身雇用型」の雇用形態が多くて一般的になっています。
また終身雇用の前提となっているのが、会社が従業員に対する「教育制度」です。
人生の大半をかけて一つの会社で働く代わりに、会社も長い期間の雇用とそれに見合った人物・役職につけるよう、様々な教育や経験の機会を社員に与えます。
戦後間もない頃はこのような体制で、社員・会社が一致団結して経済成長してきました。
しかしながら今の日本では、業績が成長軌道に乗っている会社の方が少ない状況です。
そのため社員に対する教育や、昇給に対して「コスト」をかけられなくなっている会社が増えています
反対にこのような状況下にあっても、社員教育や昇給制度に透明性を持っている企業もあります。
この場合は副業などをせず、会社でスキルアップの勉強をしたり昇給するために仕事に集中する方が、結果的に「お金と時間」を得るためのゴールが近くなります。
メモ
ライバルが集中して仕事に取り組んでいる中で、副業をして力を分散していると「落ちこぼれ組」になる危険性の方が高くなり、結果として幸福度は下がっていくと言えるでしょう。
上司が誰よりも働き、責任を背負っている会社
意外と多いのが職階(課長や部長など)が細かく設定されているのに、業務や作業の責任に対しては従業員全員フラットな風土の会社もあります。
これは典型的な「年功序列型」の会社です。
会社の「お偉いさん」に対する報告を部下に直接させたり、報告(お偉いさんへの)のための報告をさせるような組織は要注意ですね。
逆に言うと人間関係や組織体制に、透明性を持って運営している会社であれば、優れた人が集まっていることが多いです。
メモ
優秀な上司や同僚から「学べる機会」は少ないので、より多くの時間を仕事に費やした方が後々の幸福度や、仕事に対する熟練度が上がってサラリーマンが「イージー」な職場になります。
新卒が副業をすべき理由
上述の事が当てはまらない会社は、転職をしないまでも「副業」に対しては、なるべく早く前向きに取り組んでみましょう(笑)。
理由は簡単であなた自身の努力以外で成長する機会が会社にはないからです。
あなたの価値を正しく評価してくれない会社では、遅かれ早かれ転職を考える機会が訪れます。
また転職の際にみられるポイントは「何ができるか?」です。
納得いかないかもしれませんが、職階も能力を判断する指標の一つですし、あなたじゃないとできない根拠ある実績をアピールできる人は多くはありません。
新卒でもライトに副業チャレンジ!
サラリーマンの副業は「稼ぐ」が第一ではダメな理由
副業をして「月5万」稼げたら良いですよね。
美味しいレストランにも行けるし、エステや旅行・お洒落な服も買えます。
消費することで得られる幸福度は否定はしません。筆者も生粋の消費家でしたし(笑)。
自身の成長やスキルを得ない「副業」は、いっときの消費欲を満たすだけです。
将来の幸福に繋がっていない、と言うことを覚えておきましょう。
前述の通りスキルや経験を大いに学べる職場であれば、副業をせずに昇給を狙った方が良いです。
ですがスキルや転職に有利な経験を得られずに、お金だけ貯めてもそのうち「詰み」ます。
そのため特に新卒において、副業はスキルや経験を得るための「手段」であり、得られる副収入は「おまけ」くらいで自己投資をしていきましょう。
副業で転職で有利なスキルも身につけよう
筆者は採用者として人選をしてきた経験があります。
正直入社1〜3年目の転職希望者って多いのですが、ぶっちゃけ「秀でた人がいない」印象です。
秀でた人はその会社における「若手ホープ」なので、転職市場に出てきません。
また3年の区切りをつけて転職する人もいますが、3年程度で熟練するほど仕事って甘くないと捉えています。
そのためよくも悪くも「全員フラット」な目で人選してます。
あとはやる気とか意気込みとか、社風に合いそうか?などをみるくらいで、やってみなきゃわからないと言うレベルで人選しますが、これが「入社●ヶ月は試用期間」と言うケースが多い理由です。
副業や過去の実績が厚みになるケース
実際にあった例ですが、「学生の頃から葉巻の個人輸入して副収入あります」や「ライターで●くらい稼いでるので文章には自信があります」など、生きた経験を持っていると印象が残りやすいです。
先述のフラットな人選の中で、頭が一つ出た人材として注目をします。
もちろん「野心家だなぁ」と思われ、社風に合わないと言う理由になるリスクも大いにありますが、あなたの持っているスキルや経験を買ってくれない企業なのでノーダメージです。
メモ
副業を通して「何ができる人なのか?」を言える経験を積むことが重要です。条件が給与スライドだった転職であっても、スキルや経験を上乗せして転職する事が可能になってきます。
新卒で副業をやるメリット|お金の話だけではなく
副業をするメリットにはお金だけではなく、「スキル」や「経験」を身に付ける事が重要であると説明しました。
次は新卒で副業をやるメリットをお伝えしたいと思います。
新卒で副業をやるメリット3つ
新卒に限らずですが在学中も含めて、スキルや経験を得るために「若い頃」から活動するメリットをあげてみました。
根拠をお伝えすると、自分の長いサラリーマン人生の経験と、多くの同じような人をみてきた体験談になります。
- 新しい知識や経験を習得する効率が良い
- 本業プラスアルファで動ける体力がある
- 家庭などの周辺環境で左右される要素が少ない
新しい知識や経験を習得する効率が良い
筆者は新卒で服飾系の「某一部上場企業」に入社しました。
若くから大きな責任ある立場に昇格する機会を与え、それに必要な教育をするための組織や体制がかなり整った会社でした。
その会社の社長は「人の成長は30歳まで」と言い切っており、新卒から30歳までの間はとにかく多くの機会を与え経験を積ませます。
今となっては人は何歳でも成長できる、と言うのが筆者の持論ではあります。
しかしながら今現在のベースとなっている「知識」や「スキル」「経験」は、ほぼ30歳までに形成されていると言っても過言ではありません。
メモ
現在は起業して仕事をしていますが、簡単に言うと「スキルや経験を切り売り」するコンサルティング仕事が多いです。スキルや経験がないと「ビジネス構築できない」ので、若い頃の詰め込みが将来に生きた形となります。
本業プラスアルファで動ける体力がある
仕事や人生における課題解決って、「時間」や「行動量」に影響されることって多いんですよね。
サイバーエージェントの藤田晋社長も、「週110時間」と言う目標を立てて会社を立ち上げ、大企業として成功しています。
どの会社・個人も共通して、頭ひとつ突き抜けている場合は「行動量」に差がある事がほとんどです。
誤解されないように補足すると、残業や長時間労働を推奨する訳ではありません。
ファーストリティリングの柳井社長も「残業は悪、残業は上司が無能な証拠、残業は部下の人生を奪っている」と言っていますし、現在のサイバーエージェントも長時間労働の社風ではありません。
※もちろん人によると思います。
何が言いたいかと言うと、副業と言うからには「本業」があって、本業プラスアルファで行動するには「体力」が絶対必要だと言う事です。
メモ
副業にしても本業にしても、「突き抜ける」ためにはどこかで負荷をかけてやらないと、一生変化しないと言えます。
家庭などの周辺環境で左右される要素が少ない
今や日本の平均結婚年齢は男女ともに30歳くらいです。
ちょっとデータが古いですが、厚生労働省の「婚姻件数及び婚姻率の年次推移」を見ると婚姻件数も下がりつつ、結婚の平均年齢も年々上昇しています。
結婚をして家庭を築き、子供を育てる事が全てマイナスに当てはまる訳ではないです。
しかしながら様々な自己投資や、副業や勉強に費やせる時間は確実に減ってしまいます。
また日本の初婚年齢を考えると、自分が40歳くらいには親の年齢が70歳を超えてくるケースも多く、何かと病気や健康面で不安が出てきます。
今まで別居していたけど同居する、などのような環境変化が訪れる事になるでしょう。
こうなるともうわかりますよね?
副業や本業でスキルアップや経験を得るためには、むしろ新卒の時期くらいがピークとも言えます。
他ならぬ自分の人生。
新卒なのに、、、ではなく、今しかできない!と考える方が、論理的にも当てはまります。
副業が会社にバレるのが怖いあなたへ
副業をする際に気をつけるべきことは、モデル就業規則の改訂で副業をする事自体で法を犯すことはないですが、会社の「就業規則違反」になるかどうかは別の問題です。
特に競合企業に対する自社の情報漏洩や、守秘性の高い情報(業績など)の漏洩により、会社の看板に傷をつけてしまう行為をすると罰せられることはあります。
過去の投稿では「副業が会社にバレない方法」も説明してますので、見てみてくださいね。
サラリーマンの副業は在宅ワークがおすすめ
新卒に限らずですがサラリーマンの副業には、在宅でできる仕事をおすすめします。
短期的な収入を考えると、スーパーのレジ打ちや、日雇いバイト、あるいは夜の仕事なども、候補には挙がります。
しかしながらスキルが身に付きづらく身体的な消耗が激しい副業はオススメしません。
また前述の通りどうしても納税の関係で、会社バレしやすい仕事とも言えます。
夜の仕事の経験から「対人営業が得意になった」などの事例もあり、全てに対して否定的ではありません。
でもお酒で体を壊したり時間やお金の浪費癖がついて、人生が豊になっていかないケースが多いと思います。
こちらも、過去記事で「サラリーマンにおすすめの副業」に関して説明してますので、是非とも参考にしてみてください。
サラリーマンにオススメの在宅副業
新卒も副業すべき?スキルと収入を掛け算した最高に効率良い勉強法|まとめ
今回の投稿では、新卒の時期に「副業」すべきかどうか?の要点をまとめました。
本投稿の目的は「人生を豊にする」事を前提に、副業に対する説明をしています。
そのため「稼ぐ」事が目的の場合は、とにかく短期間で効率よく稼げるお仕事を選ぶ事をおすすめします。
筆者の全体的な意見としては、「スキルや経験」を得る機会が、会社の内にあるか?外にあるか?で副業に対する捉え方を考えた方が良いと思っています。
筆者は「副業を復業にする人」と言うキャッチフレーズでTwitterも運用してますが、他人から紹介されて稼げる程度の副業には「価値がない」と思っています。
SNSでは同世代の人が「何かしらの方法」で収益を得る事例を見ることも多く、共感できるポイントもあると思います。
でも再現性があるかどうか?や、再現性が高ければ高いほどそのスキルは市場価値が低いという、経済的な原理も頭の片隅に入れておいてください。
誰でもできる再現性の高い副業収益って、一時的に稼げるだけで経験やスキルが価値にならないですよね?
前述の通り動いて成長しやすい期間は限られています。
善は急げ!まずは行動です。
転職と副業のかけ算
こちらは筆者おすすめの書籍になります。
筆者の意見も同じく短期的な稼ぎを良しとするのではなく、「スキル」を得る事で新しいステージでの成功を手にする事ができる、と言った内容です。
副業で稼ぐ方法自体はいろいろあるのですが、新卒で副業やってて良いのだろうか?と言う、根本的な悩みを解決するきっかけとなる本ですので、強くおすすめします。
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努力は報われない事もあり副業における稼ぎ方は数あれど、「スキル」と「経験」はあなたを裏切る事はありません。
自分の豊な人生を達成するために、是非とも一歩目の行動をおこしていきましょう!