記事構成を考えるときのコツってあるのかなぁ、、読みやすいブログを目指してるので、記事や文章構成の作り方を教えてください!!
こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- ブログの記事構成を作る必要性
- ブログの記事構成を作る5ステップ【完全保存版】
- ブログの書き方|「型」を使った5つのコツで記事の質をあげる方法|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの「複業」をしている、副業ならぬ全てが本業の「複業家」です。
- 複業の合間に、本ブログ「ミライ創造.com」を運営する経営者ブロガーです。
- 本業の戦略コンサルとしての筆者の経験を生かし、経験者のノウハウ要素を抽出して、わかりやすくまとめて説明します。
☑️筆者が参考にしている神ブログ
manablog(坂内 学さん)|副業コンパス(クニトミ リュウヤさん)|Tsuzuki Blog(Tsuzukiさん)|SEOの森(おおきさん)
※マナブさんのYoutube動画もおすすめです(https://www.youtube.com/c/manabuch)
ブログを効率良く書くためには、記事構成を作る事が重要です。
なぜなら文章作成に慣れていない人でも、記事構成の手順を把握しておくことで、ブログの文章を効率的に書く事ができるからです。
ブログを始めたばかりの頃は文章を書くだけでも苦労するのに、書いていくうちに訳がわからなくなってしまいますよね。
そしてちょっとお休みするか・・・とブログ記事を先延ばしにしてしまうことも。。。
ブログ運営の最大の課題は「時間」との戦いです。
ブログの文章を「正しく・テンポよく」書けるようになると、ブログが楽しくなるだけではなく検索エンジンからの評価も上がりアクセスも増えていきます。
本投稿ではブログの記事構成の作り方と注意点を解説します。
感覚的にブログを書くよりも、はるかに効率的で読みやすい文章になるのでおすすめです。
ブログの記事構成を作る必要性
アメブロやはてなブログなどのブログサービスと、ワードプレスを使った個人ブログでは「ブログの書き方」が少し異なります。
ブログサービスは初めからユーザーがいるコミュニティサービスです。
そのため「尖ったタイトル」や「自己主張や体験談」が好まれる傾向があり、読み物としての魅力が必要です。
反対に個人ブログは基本的には検索エンジンからの集客を狙います。
そのため自分の書きたい事ではなく、読者の悩みを想定して回答や提案を記事として書くことが必要です。
いわばWEBマーケティングを意識した記事構成を考える必要があるんですね。
メモ
個人ブログは読者の意識や行動を意識して、記事構成を考えていく必要があります。読み物ブログと違って、読者ニーズ=記事ネタのため、記事ネタが枯渇する事が(ほぼ)ない事が特徴です。
ブログの記事構成は「文章の設計書」
ブログが読まれるかどうか?は、具体的な文章を書く前にほとんど決まってしまいます。
フラっと本屋さんに立ち寄って、前から興味のあったジャンルの本を探すときに、文章の詳細まで読み込まないのと同じですね。
Kindleとかで本を探す場合も、レビューやあらすじを見て「面白そう!」と感じたら購入しますよね。
ブログも同じで検索エンジンの表示結果と、記事の1スクロール目にほとんどの勝敗要素が詰まっていると言っても過言ではありません。
検索結果やSNSシェアの時に重要な項目
- ブログの記事タイトル
- ディスクリプション(抜粋や紹介文)
逆に言うと、読者・ユーザーはこれしか情報が取れません。
せっかくSEO対策をして検索順位が上位になっても、SNSで頑張って記事をシェアしても、タイトルとディスクリプションくらいしか情報がないのです。
タイトルやディスクリプションの魅力で、実際に記事を読むかどうか?ほぼ印象で決まってしまうんですね。
読者が記事を読む前に「見て」判断する項目
- もくじ(各文章の見出しとなるテキスト)
- リード文を書く(興味関心や共感を得る文章)
タイトルとディスクリプションを工夫して、記事に興味を持ってもらえたら次のステップです。
この段階でまだ読者は「文章を読む」には至りません。
インターネットで何かを検索すると言うことは、読者は何か悩みごとや調べたいことなど「困り事」を抱えています。
読者は実際に記事を読む前に、自分の悩みや課題感を解消できるかどうか?を、記事内容を抜粋した「もくじ」で判断します。
そして自分が抱えている悩みや困りごとに対して、共感・理解をしてくれているか?によって、文章を読むようになります。
そのため文章の上手い下手とか以前に、もくじやリード文で失敗すると文章を読んでくれません。
読者の立場になって悩みを汲み取り、最適な回答や提案をする必要があるんですね。
メモ
「読者のメリット」が何なのか?を突き詰めて考えましょう。読者メリットを考え抜いた結果を「タイトル」「ディスクリプション」「もくじ」「リード文」に一球入魂するイメージをしましょう!
ブログの記事構成を作る5ステップ【完全保存版】
それではブログの記事構成案を作る手順を説明しますね。
復習までに前述した内容をまとめると以下です。
- タイトルを決める
- ディスクリプションを決める
- もくじを決める
- リード文を書く
- 本文を書く
ここまで記事構成を考えたら、後は文章で肉付けをしていくだけです。
まずは体の中心となる「骨格」と作ってしまうと、あとの作業が楽チンになりますよ!
手順①タイトルを決める
タイトルを決める時に、一番重要なことは「キーワード選定」です。
なぜならばキーワードは読者の悩みが「文字として可視化」された結果だからです。
そのためキーワードがない記事は「検索エンジン」で表示されないだけではなく、記事が向かうゴールや目標も設定できなくなります。
それではタイトルを決めるに当たっての事例と流れを解説します。
記事の事例
☑️選定したキーワードと検索ボリューム例
【選定キーワード】
- ブログ_疲れた
- 月間検索数:110回
検索ボリュームの大きいキーワードではないですが、『ブログ_疲れた』と文字に起こして検索している人が月間に100人ほど。。。。
ブログ界の闇を感じるキーワードです(泣)。
記事タイトルを考える
このキーワードで検索をする読者像は、副業や主婦ブロガーであると想定して記事を作っています。
本業のお仕事や家事の合間をぬってブログに取り組んでいるけど、どうしても時間的な余裕がありません。
「朝活だ〜」と身体的な負担が大きいながらブログを頑張っていたものの、成果が出ずに気持ちが折れそうな状況に陥って、検索エンジンで思わず「ブログ_疲れた」と入力したのでしょう。
\タイトル事例/
☑️ブログやめたい?|疲れたら休んで!ノーダメージで過ごす方法もあり
メモ
この記事では「ブログを休む」という選択肢を提案し、ブログを休むとアクセスが落ちるのでは?と言う不安を解消する根拠と、ブログを休んでいる期間の過ごし方を提案しています。
手順②ディスクリプションを決める
ディスクリプションは、タイトルで表現できない補足をする重要なテキストです。
インターネット検索で表示される、タイトルの文字数は32文字程度になります。
そのためキーワードとサジェストワードを入れると、残りの文字数は半分くらいしか残りません。
検索結果の記事タイトル下に表示されるディスクリプションで補足やキャッチコピーを考えましょう!
ディスクリプションのポイント
- タイトルのキーワードを入れる(濃い太文字で表示される)
- 読者の悩みを理解し共感する
- 記事を読むメリットを伝える(具体的方法は本文で)
- 記事を読んで後どうすべきか?を提案する
ディスクリプション自体は、検索エンジンのアルゴリズムには直接影響がありません。
記事のクリック率を高めるための補足文として捉えましょう。
メモ
逆にいうとSEO評価に影響が少ないので、自由な表現をする事も可能です。煽り文を推奨する訳ではないですが、いかに「共感を得られるか?」を考えましょう!
手順③もくじを決める
タイトルとディスクリプションを記事の「顔」に例えると、もくじは「骨格」にあたります。
もくじの項目数は記事の文字数やボリュームに影響します。
何でもかんでも詰め込むのではなく、あくまで読者目線で必要な情報に絞って、回答の提示や提案をしましょう。
もくじ=記事の見出しを決める要素
もくじには読者の悩みを解決する回答や、考え方などの提案をします。
その中で最も重要なことが「読者の検索意図」を汲み取る事です。
読者は「検索クエリ」と言う非常に短い言葉(キーワード)で、検索エンジンに悩みを言語化して入力します。
そのため頭の中で考えている事すべてを入力している訳ではありません。
もくじの内容を決めるためには、以下の2つの事に気をつけて読者ニーズを洗い出しましょう。
- 検索意図を読み取る
- 顕在ニーズと潜在ニーズを汲み取る
読者の検索意図は「クエリ」を分類して整理
- Knowクエリ:何かを知るために調べている
- Doクエリ:何をすべきか?何をするかを調べている
- Goクエリ:どうやっていくべきか?どこにいくべきか調べている
- Buyクエリ:何を買うべきか?買うための必要情報を調べている
読者の検索意図を記事ネタにすることで、ブログのネタ切れを防ぐ事ができます。
詳しくは過去の関連記事を読んでみてくださいね。
2つのニーズを汲み取ろう
- 顕在ニーズ:検索クエリで文字化された悩みやニーズ
- 潜在ニーズ:言語化されていなく頭や心に残っている悩みやニーズ
顕在ニーズは検索エンジンに文字として入力しているので意図がわかりやすいです。
反対に「潜在ニーズ」とは文字に現れていないニーズになります。
過去記事に顕在ニーズと潜在ニーズに関する記事があるので参考にしてみてください。
もくじにした事例
下記が「ブログ_疲れた」のキーワードを題材にした記事の目次です。
- ブログ_疲れた の顕在ニーズに対して、「休みたい」「休めない」と言う潜在ニーズの汲み取り
- 疲れた=顕在ニーズの時にやるべき(やらないべき)事の提案
- 休む=潜在ニーズに対して、休んでも大丈夫な根拠の説明
このように記事のもくじとなる「文章の見出し」は、読者ニーズを組み込んで作りましょう!
手順④リード文を書く
リード文を書く時は『PREP法』を使うと、読者の悩みや共感を理解した最適な提案をする文章が作れます。
PREP法自体は文章を書く基本なので情報が出回っていますが、もう少し具体的な文章の落とし込み方を説明しますね。
PREP法とは
- 結論(Point)を主張する
- 理由(Reason)を述べる
- 具体例(Example)で説明+デメリットや反対意見の理解を示す
- 結論(Point)をもう一度主張する
このPREP法を本投稿のリード文に当てはめると、図のような分け方になります。
この型を覚えてしまうと、文章を書く時に困る事がなくなるので、是非とも覚えて使いこなしましょう!
☑️PREP法で書いた本投稿のリード文事例
メモ
PREP法の文章作成術は、リード文だけではなく本文の文章作成でもオススメです。
見出しの内容に対して、結論から述べて、具体例が多いときは「小見出し」を増やして対応すると良いですよ。
ブログの書き方|「型」を使った5つのコツで記事の質をあげる方法|まとめ
今回はブログの記事構成を考える際の、ポイントを解説しました。
ブログの執筆は、時間の余裕を持ってじっくりと考えて書くことが大事ですが、作業の効率化をして時間を生み出さないと、疲労で頭が回らなくなり、結果的に作業効率も落ちてしまいます。
- タイトルを決める
- キーワード選定をする
- キーワードボリュームを調べる
- ディスクリプションを決める
- 読者像を考える
- 読者の悩み事を考える
- もくじを決める
- 読者の検索意図を考える
- 読者の顕在ニーズと潜在ニーズを考える
- リード文を書く
- PREP法を使って抜けもれなく文章を書く
- 本文を書く
また記事を書き終えたあとは、必ず分析を行って記事構成の仮説が正しかったか?答え合わせをしましょう。
キーワード調査→課題の抽出→課題の仮説→解決方法の立案→仮説と解決方法の検証
自分が考えたブログ記事の分析をするなら、Rank Trackerがオススメです。
こちらもブロブライフを充実してくれる有益なツールですので、是非とも記事を読んでみてくださいね。
それでは今回はここまでとします。