こんな悩みをお持ちの方へ実体験を元にお答えします。
☑️本記事の内容
- ココナラってどんな会社?サービスの特徴も解説
- ココナラで販売されているサービスのカテゴリー
- ココナラで人気のジャンルやサービス
- ココナラのメリット・デメリット
- 【初心者必見】ココナラで副業|スキルシェアサービスの上手な使い方|あとがき
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、コンサルを中心とした「複業」を常に5社くらい実施しています。
- 複業をこなす傍らでブログ運営を行い、ココナラやビザスクなどの「スキルシェア」による副業を、月に1回くらいのペースで行っており、3年間の受注回数は30回ほどです(2019年はほぼお休みしてました)。
クラウドソーシングサイトをぼんやり眺めて、「未経験だけどWEBライターの仕事でもやってみようかなぁ・・」と考えているあなたに、チャレンジして貰いたい「スキルシェア副業」があります。
なぜなら未経験・他業種の副業チャレンジよりも、まず副業初心者は経験を生かした副業を試してみるべきだからです。
もちろんあえて本業の経験から外れて、新しい知識や経験を得るための副業も良いと思います。
しかしながらココナラのような「スキルシェア」で、先に収入の伏線を張っておく事が順番としてはオススメです。
本投稿では急速に市場拡大をしている、スキルシェアサービスの雄『ココナラ』の仕組みや稼ぎ方、利用者の評判を分析してメリット・デメリットをまとめました。
本業で評価されづらいスキルや経験だけでなく、長年続けてきた趣味も、「スキルシェア」で新しい価値を生み出すかもしれません。
漠然と副業チャンレンジを考えている人は、是非とも参考にしてみてください。
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ココナラってどんな会社?サービスの特徴も解説
ココナラは「株式会社ココナラ」が運営する、スキルシェア最大大手のサービスです。
スキルシェアがまだ普及してない2012年から創業して、ユーザー数は100万人を突破しています。
サービスカテゴリーも22種と多く、年齢層はシェアリングの特徴なのか20〜30代で60%を占めていて、次いで40代の利用率が高くなっています。
スキルシェアサービスの特徴
副業サービスで認知・普及しているいるのは、「クラウドソーシング型」が多いと思います。
ココナラは「スキルシェア」のプラットホームですが、自分の「スキルや経験」をプロフィールに掲載する部分はクラウドソーシングサービスと同様です。
クラウドソーシング型サービスとの違いは、自分のスキルや経験をパッケージにして「販売」するサービスだと捉えた方が理解がしやすいと思います。
メモ
例えば手相占いが得意な人は「あなたの手相を30分2,000円で占います」というパッケージを作って、メルカリやヤフオクとかで販売するイメージですね。
メルカリやヤフオクは「商品」を求めてユーザーが集まりますが、ココナラは「サービス」を求めてユーザーが集まる仕組みです。
ココナラのサービス特徴
- サービスの販売価格は500円以上であれば自由に決められる
- ユーザーの評価や評判がわかるシステムになっている(フリマサイトと同じイメージ)
- クラウドソーシングサービスのようなランク制度があり、熟練度や信用が測りやすい
- サービス毎に追加オプション設定ができて購入単価のアップが狙える
出品ユーザーの質を担保するシステムや仕組みがあり、出品者も価格戦略を自由に考えることができます。
例えば最低価格で出品をして追加作業を選べるようにすると、小売業やサービス業と同じように「エントリー商材」のような幅広い購入層を狙える商品設定ができます。
スキルシェア市場は右肩上がりのマーケット
株式会社サイバーエージェントが発表した「スキルシェアリングサービス市場規模予測」の調査レポートによると、スキルシェアサービスは、毎年50%以上の成長率で市場拡大してる注目のマーケットです。
今後も副業が解禁されジョブ型雇用を進める企業が増えると、短時間でタスクを売買できるスキルシェア市場は、ますます成長していくだろうと予測されています。
ココナラで販売されているサービスのカテゴリー
- ビジネス系
企業や個人に対して仕事や業務のスキルや知識を販売する - タスク系
家事や育児、ペットケアなどの家事・作業代行をメインとした対面サービス提供 - ライフスタイル系
主に一般人向けに生活や趣味などのノウハウや技能を販売する
スキルシェアの定義は3つほどあり、サービスとしての提供の仕方や質で分かれてます。
ココナラで取り扱いが多いジャンルは、ライフスタイル系とビジネス系(WEB制作関連)が多いです。
一部「ココナラミーツ」のような対人サービス系もありますが、まだまだ保証面や信用の担保の点から取り扱いが少ない状況です。
メモ
基本的にはお互いの合意によって成り立ちますが、育児や介護などの作業提供は、企業としての信用やサービス従事者の資格や実績がある方が成立しやすい案件になります。
ココナラで販売可能なカテゴリー一覧
- PRO認定
- デザイン
- イラスト・似顔絵・漫画
- Webサイト制作・Webデザイン
- 音楽・ナレーション
- 動画・写真・画像
- ライティング・ネーミング
- IT・プログラミング
- ビジネスサポート・代行
- ビジネス相談・アドバイス
- 集客・Webマーケティング
- 翻訳・語学
- 悩み相談・カウンセリング
- キャリア・就職・資格・学習
- 恋愛・結婚
- 美容・ファッション・健康
- ライフスタイル
- 趣味・エンターテイメント
- 占い
- 士業(行政書士・税理士etc.)
- マネー・副業・アフィリエイト
- その他
- 弁護士検索・法律Q&A(法律相談)
- 出張撮影(ミーツ)
- ハウスクリーニング(ミーツ)
基本的にはノンアダルトで非対面形式のサービス販売が多いですが、実施できそうなカテゴリーがあれば自分の経験や趣味を商品化して販売することができます。
興味があるカテゴリーをみて、実際に販売されているサービスを参考に「売り方」を考えてみると良いでしょう。
ココナラ利用上の注意点
ココナラでサービスを販売する時の注意点が「手数料」です。
手数料を理解せずに「損した!」とネガティブな書き込みがありますが、初めから知識があると「そんなもんだ」と心揺さぶられる事もないので、把握しておきましょう。
- 販売手数料=販売額の25〜30%が差し引かれます
- 振込手数料=3,300円未満の振り込みは160円の手数料がかかる
- 決済手数料=キャリア決済やコンビニ決済で100〜150円の手数料
ココナラで人気のジャンルやサービス
2020年11月現在で、ココナラには409,826件もの商品登録がされています。
登録ユーザーが100万人ですが、出品者の商品数をみると1人あたり5〜7件くらいの商品販売をしているため、出品ユーザー対購入ユーザーが2:8くらいの割合だと予想されます。
人気のあるジャンル(出品数が多いジャンル)
- 悩み相談、カウンセリング
- イラスト似顔絵
- 占い
- ライフスタイル
- デザイン
一般人の「お悩み解決」や「精神安定」に繋がるような商材が多い印象です。
イラストやデザインなどは、SNSやクラウドソーシングの普及により実写アイコンを載せたくない人の需要が多いことが背景にありそうですね。
出品が少ないジャンル(人気がない訳ではない)
- 士業(行政書士・税理士etc.)
- 集客、Webマーケティング
- ITプログラミング
- ビジネスサポート代行
- ビジネス相談、アドバイス
こちらは人気がない、、とは言いませんが、出品件数が少ないジャンルです。
筆者もビジネス系の相談案件を出したことがありますが、どちらかというと経営者対象であったり事業戦略がメインです。
そのためビザスクやコンサルマッチング系の専門サービスの方が、優良な購入者や企業が多い印象です。
手軽にサクッとできる副業も!
ココナラのメリット・デメリット
筆者からみてココナラは運営実績も長く、出品や取引のクオリティが担保・維持されている分類のサービスであると感じます。
スキルシェアの類似サービスで「ビザスク」がありますが、企業コンサルティングやビジネスをメインとしたスキルシェア・スポットコンサルのため、身元確認や履歴のチェックが結構厳しい基準でされています。
逆にココナラはスキルシェアのジャンルが広く、サービスへの参加ハードルが低い割には、サイトパトロールや出品者や購入者の品質管理をする仕組みが整っているなぁと感じます。
ココナラのメリット
- 取り扱いのジャンルが広く、購入ユーザーも多く囲えている
>>初心者でも始めやすく販売成約しやすい - 出品者の認定制度があり、実績がある有料取引ができる出品者が判断できる
>>出品初心者や取引の質(納期やコミュニケーション)の判断がしやすい - 500円から出品でき、商品を掲載してから成約するまで放置できる
>>値段を自分で決められるので無理な請負をする必要がない
冒頭でもお話したクラウドソーシングで副業をする前に、スキルシェアサービスを先に利用して欲しい理由です。
簡単にいうとクラウドソーシングは「仕事探し」をして「依頼者に雇われる」サービスフローです。
常に自分ができる案件を探したり、依頼票を獲得するために応募者と競う必要があります。
さらに依頼者からの手直しや修正依頼にも対応する必要があるため、本業の仕事(言い方は変ですが)と何ら変わりません。
クラウドソーシングサービスのライバル達は、フリーランスで常時案件獲得を狙って生活をしている「猛者」が多いので、案件獲得の競争率は高いと考えておいた方が良いでしょう。
メモ
ココナラは自分でサービスを商品化して「フリマサイト」に出品するようなサービスのため、出品後はある程度放置ができます。
ココナラに出品した後にクラウドソーシングサイトで「仕事探し」をした方が、作業が重複しないのでオススメです。
ココナラのデメリット
- 詐欺や情報商材が少なからず存在する
>>マルチ商法やネズミ講、リストマーケ狙いなど - 取引に対する運営のサポートが少ない
>>売買トラブルへのサポートはあるがメールフォームなので時間がかかる
デメリットというべきか、仕方ないというべきかスレスレのラインですね。
ココナラに限らずインターネットサービスでは、よほど個人情報やプロファイルを厳密にしない限り、必ず詐欺やリストマーケティングなどの情報屋がいます。
Twitterやインスタグラムにもよく見るといっぱいいますよね(笑)。
インターネットビジネスは顧客接点をどうやって獲得するか?が一番重要なため、個別の連絡先や別サイトの誘導などがある場合は注意が必要です。
公式LINEも比較的審査が緩いので、公式LINR@にユーザーを誘導し商品や商材を売りつけるケースも多いので気をつけましょう。
メモ
出品者を装った詐欺や情報販売もありますが、購入者を装ったリストマーケティング屋もいます。ユーザーランクなどの見極めである程度判断できますが、インターネットの自由取引市場で100%の抑止はできないので自衛が必要です。
→ネット詐欺に合わない方法やノウハウ教えます!・・・こんな感じなんでもアリです。
もっと詳しくココナラの評判を調べる
【初心者必見】ココナラで副業|スキルシェアサービスの上手な使い方|あとがき
今回は「ココナラ」を事例に、副業でスキルシェアで稼ぐための基本的な知識を説明しました。
現在は多くの企業で副業が解禁され、かつリモートワークが普及してきているため「在宅のインターネット副業」は急速に市場成長しています。
副業解禁の背景にはいくつか気をつけなければならないポイントがあります。
それは「社員教育制度」や「終身雇用や長期雇用」の重要性が薄れてきて、自社での昇格や成長は「個人次第」という風潮が広がってくる可能性があることです。
実際に筆者のクライアント様も業績が厳しくなってきて、非正規の短期戦力をクラウドソーシングやスキルシェアサービスから確保する流れがで始めています。
今一度、自分のスキルや経験を棚卸してスキルシェアの市場で売り出す事で、新しい価値の発見や市場ニーズが生まれるかもしれません。
無料登録ができて初期投資などのリスクもないため、まずは行動をして将来リスクの分散をしていきましょう!
今回はここまでとします。