こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- ブログの「100記事必要論」をもう少し丁寧に解説
- ブログを「とりあえず100記事書く」は不正解|失敗例
- ブログを100記事書いた後にやるべき事
- ブログを100記事書くとどうなる?【時間を無駄にしない】コツを解説|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの「複業」をしている、副業ならぬ全てが本業の「複業家」です。
- 複業の合間に、本ブログ「ミライ創造.com」を運営する経営者ブロガーです。
- 本業の戦略コンサルとしての筆者の経験を生かし、経験者のノウハウ要素を抽出して、わかりやすくまとめて説明します。
☑️筆者が参考にしている神ブログ
manablog(坂内 学さん)|副業コンパス(クニトミ リュウヤさん)|Tsuzuki Blog(Tsuzukiさん)|SEOの森(おおきさん)
※マナブさんのYoutube動画もおすすめです(https://www.youtube.com/c/manabuch)
ブログを開始して3ヶ月で100記事書きました。なんかみんな必要と言ってるので(笑)。
文字数も1記事あたり4000文字超でボリュームもそれなりでしたが、結論から言うと100記事を無策で書いてもアクセスアップの成果はでませんでした。
本投稿ではブログで100記事を書くと言う事と、「100記事が必要論」についてもう少し解像度を上げて解説したいと思います。
これも結論から言うと、100記事書いて大失敗し最短で稼げる様になったと言う事も事実です。
☑️当ブログの実例
みんな大好き!RankTrackerですが、3ヶ月間で100記事書いて大失敗した後に、ブログの軌道修正をして2ヶ月ほどで検索上位TOP10にランクインする記事が続々と増えています。
※2021年2月現在では検索上位TOP10のキーワードは50を超えています
日を追う毎に過去記事が続々とランクインしてきているので、リライト作業が間に合っていませんが、正しいやり方でブログを開始してたらもっと早くに実現するでしょう!
目次|Contents
ブログの「100記事必要論」をもう少し丁寧に解説
至る所で見かける「ブログ100記事論」ですが、大きくは「区切りとしての100」と、成果がどれくらい出るのか?と言う「指標の100」があると思います。
記事数によるアクセス増の関連性はありますが、因果がどこにあるのか?と言う根拠までは説明できていない事が現状です。
また同じ100記事でも、SNSをやっていない人とSNSで多くのフォロワーがいる人の100記事では、大きく結果が異なってきます。
今回は検索エンジンからのアクセスを前提とした、ブログ100記事論を説明します。
ブログ100記事必要論の解説
まずブログでアクセスが稼げる様になるには「100記事必要」と言う意見ですが、理由や根拠を分析すると以下の事があげられます。
ブログを100記事書いてわかってくること
- 100記事書くと「作業のコツ」が掴めてくる
- 100記事書くとアクセスが増えて収益が上がってくる
大まかに言うと、2つの根拠や理由が背景にありますが、もう少し解像度を上げて説明しますね。
100記事書くと「作業のコツ」が掴めてくる
これはイメージしやすい!と思考停止すると危険です。
100記事もブログを書くと、確かにタイピングの慣れだけでなく、文章を書くコツや画像選定の方法、記事の作り方などの慣れがでてきて作業の効率が上がってくるでしょう。
中には2時間ほどで1記事を書く様な猛者も。。。
ここで気をつける事は「100記事書くと作業が慣れる」ではダメだということです。
ブログ記事でアクセスを稼ぎやすいカテゴリーや、キーワード選定の当て方などの「アクセスを稼ぐために必要なコツ」を掴む事が重要になってきます。
100記事が必要な理由は、アクセスを稼ぐコツを掴むためのサンプル数が揃うと言う事ですね。
メモ
100記事書いてアクセスを稼ぐコツを身につけると、意味のある「100記事必要論」が成立します。そのため100記事書く目標が、ただの作業慣れになっていないか?を確かめてみましょう。
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ブログのテンプレート活用|プロの型を使って作業時間を減らす方法
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100記事書くとアクセスが増えて収益が上がってくる
こちらはブログのジャンルや、取り扱いするアフィリエイト広告などに左右されますので、一概に100記事が必要とも言い切れないです。
もっと少ない記事でアフィリエイトやアドセンス広告で収益を得ている人もいます。
このようなジャンルは大体がトレンドブログや、物販系のブログになると思います。
検索エンジンからのアクセスが上げることを目標にする場合、最低でも1カテゴリーで10記事、目標は1カテゴリーあたり30記事を投下していくと目に見えてアクセス数が変わってきます。
しかしながらSEOの知識を身につけて、正しいキーワード選定や記事設計ができる事が必要です。
関連性の薄い10カテゴリーで1カテゴリー10記事書いても、おそらく成果に結びつかないです。
SEO対策がされていない記事を100記事書いても同様になります
まずは1カテゴリーで質の高い30記事を目標に頑張りましょう!
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ブログのキーワード選定|プロの方法を学ぼう【マナブさん動画を解説】
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ブログを「とりあえず100記事書く」は不正解|失敗例
筆者の失敗例をお伝えすると、冒頭でもお話した通り起業して比較的ブログを書く時間が取りやすかったのでとりあえず3ヶ月間で100記事書いてみました。
2020年の10月末で公開記事が100記事になりましたが、実は8月末時点で記事数は100記事に達していました。
現在どうなっているでしょう?
↓ 現在のワードプレスの管理画面です
察しの通り54記事も記事を非公開にしてお蔵入りさせています。
なぜこの様な事態になったのか?を、詳しく説明しますが、この項を読む事で忙しい副業ブログで、無駄な時間を過ごしてしまう人が減る事を祈るばかりです。。。
記事カテゴリーで重要なのは「守備範囲」を決める事
現在当ブログでは「ブログ」「キャリア」「投資」「ライフスタイル」のカテゴリーがありますが、実はブログ開始当初は更に「ビジネス」関連で2カテゴリーありました。
筆者の本業は様々な職種や、業界をまたいで仕事をする「マルチタスク型」のタイプです。
またコンサルティングという「人に教える事」をベースにする業務が多いです。
本業でメリットになっていた事が、ブログでは全てデメリットになっていた反省があります。
ブログ=芸能人の日記、と言うイメージが強く、とにかく自分の知ってる事や感じていることなどを記事にして発信し共感を集めたかったんですね(笑)。
とにかく何においても「浅く広く」で勝てるパターンは少ないと言う事です。
ブログ初心者が「多カテゴリー」で記事を書くデメリット
ちょっともう覚えていませんが、恐らくブログ開始当初は6つはカテゴリーがあったと思います。
そのため1日1記事を書くとしても、1週間で1カテゴリーあたり1記事、1ヶ月毎日書いても1カテゴリーあたり4〜5記事くらいにしかならず検索流入などとは無縁でした。
そのため合計の記事数が増えても、1カテゴリーあたりの記事数が分散して少なかっため、長らく日の目を見ない状況が続いていました。
そんなこんなで3ヶ月を走り続けて100記事書いてみましたが、平均的な検索順位も100位くらいで中には255位?とかのサーチコンソールの限界の様なキーワードの記事も多く占めてました。
当ブログには低品質な記事が大量にあると言う認定をされたのでしょう。
全く検索からは流入のないサイトに成り下がってしまい、ブログを閉鎖してもう一度作り直すか?と考えてしまった事もありました。
そのため「100記事」あれば良い、と言うのは質の高い記事が前提であると言えます。
初心者におすすめ|カテゴリー毎に役割を決めよう
その後SEO対策に大きな悪影響を与えると言われている、大幅なカテゴリー変更をあえて行い、今のカテゴリーに落ち着きました。
2020年11月2日における記事数とアクセスの割合は以下です。
当ブログの記事数とアクセス割合
- ブログ運営:40記事→検索アクセスの60%
- キャリア:24記事→検索アクセスの20%
- FX関連:33記事→検索アクセスの5%
- ライフスタイル:8記事→検索アクセスの15%
おわかりの通り、ノウハウ系の「ブログ関連」のカテゴリでアクセスの大半を稼ぎ、1記事あたりの瞬発力で言うと「ライフスタイル」の記事がアクセスを稼いでいると言う事です。
隠す必要はありませんので内容を公開します。
ライフスタイルカテゴリーでは、物販や旅行などをテーマで記事を書いています。
2020年は「Gotoトラベル」の政策が施行されている年ですので、完全なトレンドキーワードです。
Gotoをキーワードにした特定地域の記事を書く事で、継続的なアクセスが稼げています。
またキャリアに関しては、今年は「副業元年」と言われるほど、大企業の副業解禁がニュースになっていますが現代の経済状況を踏まえての流れですよね。
キャリアを考える上で、本業でのキャリアアップに必要な「学習」と、「副業やスキルアップ」でキャリアアップすると言うテーマで、収益性の高いアフィリエイト広告で記事を書いている事が特徴です。
またブログ運営に関しては、ノウハウやテンプレートなどを中心とした記事構成にしており、キーワードのボリュームは少なくともリピーターが増やしやすく、ブックマーク(お気に入り)がされやすいテーマになっています。
これはSEO対策で重要なバックリンクの獲得や、ダイレクトアクセスの増加などを狙った対策になっています。
もっとも失敗したのが、FX関連の記事カテゴリーです。
よくTwitterとかでも見かけますが、実践型として「FXの取引実績」を題材にしてました。
実際に取引を行ってチャートの動きや考察もできるので、題材としては書きやすかったです。
しかしながら簡単に言うと競合が強すぎるのと、取引日記のようなジャンルは「記事重複」しやすく、SEO評価を著しく下げてしまいます。
そのためFXも含めてSEOで勝てない記事は非公開にし、ブログ村やnoteなどユーザーが集まってくるコミュニティサービスに記事を移管して現在に至っています。
ブログを100記事書いた後にやるべき事
質の高いブログ記事を書いたつもりでも、実績は思ったような動きになる事は少ないです。
なぜなら検索ボリュームとは、私たちブロガーにとってはコントロールできない「外部影響」の要因があるからです。
そのため当初の想定どおり記事を上位表示させるには、やはりアクセスを稼ぐコツを掴む事が重要です。
こちらはキーワードの検索ボリュームの事例ですが、期間を通してグラフを見てみると検索数がかなり上下してますよね。
しかも同じ「ブログ」と言うキーワードなのに、動きに相関性がないのがわかるかと思います。
ブログ記事のリライトをしよう
前述の通りブログのカテゴリーや記事には、それぞれキーワードや狙うべき役割があります。
ただし計画通りに実績が出ることは少ないので、結果を分析しながらキーワードや記事内容のリライトをしていきましょう。
まずは想定からズレてしまったキーワードを確認し、タイトルや見出しを修正したり内容を追記するなどして、読者ニーズを満たせる内容に修正していく事がポイントです。
記事が少ないうちは、サーチコンソールのクエリを調べてリライトするポイントを確認します。
メモ
記事数が多くなってくると、その時の結果だけではなく「順位の推移」が追跡できるRank Trackerが便利ですよ。
>>Rank Trackerの使い方【初級編】ツールの機能が秀逸すぎる!
簡単なリライトのポイント
- 表示回数が多くて記事が読まれない→タイトルとディスクリプション修正
- アクセスはあるけど離脱が早い→導入・リード文を修正
- 検索順位で30位以内→競合サイトを見て内容を追記
- アクセスはあるが成果発生しない→セールスライティング見直し
記事のネタ切れに備えてインプットや気分転換を増やそう
ブログを100記事も書いてて、「ネタ切れ」も「疲れ」も感じない人はいません(断言)。
疲れは休む事で少しは緩和できますが、特に記事のネタ切れになると時間をかけても記事数が増えない結果になっていきます。
ネタ切れの対処法に関する記事もあるので、是非読んで欲しいです。
また100記事を書く頃には、ブログを始めてから数ヶ月は経過しているのと思いますので、記事の整理やリライトなど「ブログメンテナンス」をしてみてください。
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ブログ記事のネタ切れ?初心者がハマる問題を一瞬で解決する方法
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特に記事数が増えると「記事の重複」や「記事内容の重複」が発生しがちです。
記事重複はSEO対策にとって「プラスにならない」ではなく、「マイナスの悪影響」が出てしまう事が特徴です。
ある程度、記事が増えたのに全体の順位が上がらないなぁ〜と感じる時は、評価の低い記事がSEOに影響していて、キーワード選定などは問題がないため気づくのが遅れてしまいます。
ブログ中級者へステップアップするためには、ブログメンテナンスは非常に重要なので、必ずチェックしていきましょう!
ブログ100記事書くとどうなる?【時間を無駄にしない】コツを解説|まとめ
今回はブログ記事を100記事書くとどうなるのか?について説明しました。
100記事書く事のメリットや、無策に100記事書いても成果がでない要因が理解できたと思います。
冒頭でも説明した通り、検索エンジンからのアクセスを前提にした解説です。
そのため例えばTwitterでフォロワーが500人くらいいれば、週に50〜100ユーザーくらいはSNSからのアクセスは見込めます。
ただし同一ユーザーから成果を発生させたり、何度も収益記事を読んでもらうハードルは高いので、同じ100記事書くのであれば「検索エンジンからアクセスを稼げる」100記事を目指していきましょう。
ブログの100記事はゴールではなく、いろいろな事を知ったり身に付けるための目安でもあります。
正しいブログ運用を心がけて、実のある100記事を最短で狙っていきましょう!
今回はここまでとします。