こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- WEBライターを目指すための基礎知識
- WEBライターの仕事をするための3つのポイント
- あなたの価値を知っておいて欲しい|WEBライターの単価構造
- Webライターの始め方|知らないと損する業界裏話も知っておこう!|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの「複業」をしている、副業ならぬ全てが本業の「複業家」です。
- 複業の合間に、本ブログ「ミライ創造.com」を運営する経営者ブロガーです。
- 本業の戦略コンサルとしての筆者の経験を生かし、経験者のノウハウ要素だけを抽出して、わかりやすくまとめて説明します。
☑️筆者が参考にしている神ブログ
manablog(坂内 学さん)|副業コンパス(クニトミ リュウヤさん)|Tsuzuki Blog(Tsuzukiさん)|SEOの森(おおきさん)
※マナブさんのYoutube動画もおすすめです(https://www.youtube.com/c/manabuch)
ブロガーを目指す人も記事メディアを運営する人も、ライティングに関するスキルや経験は必要ですよね。
普段何気なく書いている文章ですが、ブログ・メディアともにユーザーに情報を正しく伝えてファンになってもらうという共通点があります。
筆者もブロガーとして自分で記事執筆をしつつも、本業のお仕事では2社ほどアパレル企業の自社メディアのディレクションをしています。
まさに「言うは易く行うは難し」のライティング業界です。
本投稿ではWEBライターを始めたり、ライティングの経験を自分のブログや本業の仕事に活かしたい人におすすめの記事になります。
目次|Contents
WEBライターを目指すための基礎知識
WEBライターとはインターネットのWEBページ上に、文章で記事を書く職業や職種の事です。
インターネットのWEBページには様々な種類があります。
例えば本サイトも「ブログ形式」のWEBページですし、身近なもので言うとYahooなどの「ニュースメディア」などもそうです。
これらのWEBページに書かれている文章は、企業に属するライターやフリーランスとして個人事業をしているライターが、お仕事を受託して執筆をしているケースが多くなっています。
そのためインターネットで読む事ができる文章のほとんどが、WEBライターが書いていると言うことになりますね。
WEBライターのメリット
WEBライターのメリットは、時間や場所にとらわれずに収入を得られることが、最大のメリットであると言えます。
慣れないうちは記事作成に時間がかかり、時給換算するとちょっと萎えてしまう事もあります。
それでも記事を2〜30本くらい書くと、だいぶ慣れてきて作業効率もよくなってきます。
また職種としての参入障壁が、比較的低い事も特徴です。
案件によっては単価は低いですが、完全初心者でもOKな企業も多くて時間や場所の融通もききやすく、会社員の副業としても始めやすい職業と言えるでしょう。
同時に文書作成の能力や、WEBビジネスにおける簡単なマーケティングの仕組みも理解できるので、本業のお仕事にも活かしやすい事も特徴ですね。
WEBライターの仕事をするための3つのポイント
前述でWEBライターの仕事をする上で、参入障壁は低いと説明しましたが稼げるようになるのは別次元のお話です。
完全初心者からWEBライティングのお仕事を始めると、単価や作業量が見合わなくて「効率が悪い」職種だと思って辞めてしまう人も多いです。
ここからは本業で、WEBライターさんにメディア記事の執筆依頼をする「クライアント」の立場として見解も述べさせていただきますね。
WEBライターに必要なこと
- WEBメディアの最低限の知識
- WEBライティングの勉強
- 価格交渉力
①:WEBメディアの最低限の知識を知ろう
最低限のWEBメディア知識とは、インターネット業界を知ろう!と言う事ではありません。
WEBライターのお仕事の場合、ほとんどのケースが「インターネット上」で執筆した記事を納品する方法が取られます。
また記事メディアの多くがワードプレスのような、ブログやメディアをインターネット上に構築するプラットホームを利用してます。
場合によっては一部のワードプレス機能権限を与えられて、直接ワードプレスに文字入力をする場合もあります。
そのためシステム管理画面や機能に慣れておくほうが、有利に働くことが増えてきます。
メモ
ワードやパワポのような、ドキュメントファイルに記事作成して納品するケースもあります。このような場合はクライアント先でも作業(手間)が発生し、どうしても記事作成の単価も下がってしまうのでご留意ください。
ブログを開設しよう
インターネットやWEBメディアの最低限の知識や、ネットでの作業経験を自分のペースで積むためには自分でブログ開設をすることがおすすめです。
収益化ブログを運営する必要はありませんが、自分のブログ運営をすると以下のようなメリットがあります。
ブログを開設するメリット
- ワードプレスの使い方やシステム的な理解が深まる
- 記事執筆の練習が何回もできる
- SEO知識やライティングに関する基礎知識が身に付く
- 自分のメディアを持つ事でクライアントへの実績や経験証明になる
- ブログへのアクセス分析をして記事の良し悪しが体感できる
SEOライティングやセールスライティングの基礎知識に関する記事もあります。
併せて読んでみてくださいね。
-
5分でわかる【ブログの書き方】成果を上げるライティングスキル2種
続きを見る
②:WEBライティングの勉強をしよう
インターネット上には、読者となる様々なタイプのユーザーがいます。
そのため誰に向けて文章をかくか?と言う読者設定(ペルソナ)は非常に重要です。
会社の資料作成や日記の文章を書く行為と、インターネット上での文章の書き方は異なります。
記事は誰が読むのか?
インターネット記事と本や小説など紙媒体記事の大きな違いは、お金を払って見るか?誰でも自由に見る事ができるか?になります。
もちろんインターネットのメディアでも有料記事はあります。
基本的にはお金を払って記事を読むユーザーは、目的があって記事購入をするため内容が難しくても最後まで読了する努力をします。
反対にインターネットのユーザーは、不特定多数かつサラッと情報が知りたい人が圧倒的に多いため、難しい表現や小説のような創作的な文章は不要になります。
記事の目的を知ろう
あなたに記事執筆を依頼する企業(=クライアント)には、事業としてメディア運営をしているので記事に対する目的や目標があります。
大きくは「集客に貢献する記事」と「収益に貢献する記事」を作成する目的があります。
ただ単に文章を書くだけではなく、マーケティングの理解やライティングのスキルがある事が望ましいです。
文章術の勉強に役立つ本
集客と読みやすい文章の書き方は初心者向けの書籍も充実しているため、以下の2冊の本を読んでおけば基礎知識としては十分です。
基礎知識を得て実際に書く事が重要ですので、まずは1週間自己投資してみましょう!
③:価格交渉力を身につけよう|必要なのは勇気
実はWEBライターを長く続けていく上で、価格交渉力は欠かせない能力になります。
駆け出しの完全初心者であれば、1文字単価1円以下の案件を受けて実績を作る事になるでしょう。
しかしながら1文字単価が2円以上まで上がらないと、時給換算で1000円以上にならないので長く続けていく事が難しくなります。
もちろんいきなり価格交渉は難しいです。と言うかクライアントも良し悪しが判断できません。
1〜2ヶ月くらいの間、納期を守って安定して記事供給をしていたら、逆にクライアントとしても価格交渉を断りづらくなります。
価格交渉に応じないクライアントは逆に見限ろう
発注者側の意見としては変な意見ですが、ライターを大事にしないクライアントはやめておきましょう。
単価交渉に応じずライティング単価が低すぎるクライアントのメディアは、そもそも儲かっていません。
そのため単価の低い駆け出しのライター、もしくは搾取されている事に不満を抱えているライターとお付き合いしている事になります。
このような不健全な体制でメディアとして勝っていくことは困難でしょう。
情報が溢れた世の中で、記事の質で勝負しないメディアが勝ち抜いていくのは正直「無理ゲー」です。
そのうち案件自体がなくなるので見限っても問題ないでしょう(笑)。
クライアントの裏話
参入障壁が低いはずのWEBライターですが、クライアント側の採用事情としては良い人がなかなか見つかりません。
一般的にクラウドソーシングのサービスを使ってWEBライターを募集するのですが、下記のあるあるが続いていくとホントにもう大変です(笑)。
- テストライティングの期間がある→これは仕方ないし必要
- 執筆依頼する→見出しって何?から始まる
- 納期①→守らない
- 納期②→とんずらする
もちろんライター側からみた「クライアントあるある」もあります。
どうしてもクラウドソーシングでは、一定の記事クオリティ(公開日時も含め)を保つ事が難しい状況です。
納期をキチンと守ってコミュニケーションができ、しかもこちらのやりたい意図を汲んでくれるライターさんの存在は貴重です。
記事クオリティ(と精神的安心)を保つための単価アップは、むしろコンマ1円の交渉で喜んでもらえるライターさんをみて申し訳なく感じることも。
そのため継続的に案件を続けていくことで、交渉がしやすくなりクライアントも断りづらい背景があるので勇気を持って単価交渉してみましょう!
>>まずは無料で登録!日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
あなたの価値を知っておいて欲しい|WEBライターの単価構造
駆け出しのWEBライターであれば、クラウドソーシングで案件を探すのが営業コストや交渉の時間を考えると最も効率的です。
とはいえあなたの記事作成の単価は0.5円とかなのでしょうか?
このあたりを、ライター視点・クライアント視点・クラウドソーシングサービス視点で説明します。
WEBライターを取り巻く業態構造
WEBライターの活動で効率よく収入を得ていくためには、究極目標はクライアントからの直接受注が望ましいです。
そのためにはブログ開設や、クラウドソーシングの等級獲得などをしながら実績を積みましょう。
でも文字単価で「1円」とかを見てると、モチベーションが上がったり将来性を感じる事はできないと思います。
WEBライターと言う職業は、どこまで市場価値を出していけるか?と言う視点で、下記のお仕事や取引関係の構図を説明します。
①:メディア会社からの業務依頼
まずはオーソドックスなタイプです。
クライアントとなる会社自体がメディア運営をしており、ライターさんや編集ディレクターが社員で在籍しているためスキルを得るためにも最適です。
儲かっているメディアであれば経験を積む事で、直接的な契約に至るケースもあるため積極的に参加して単価交渉もしてみましょう。
また記事もそれなりに量産するため、1記事あたり3,000〜4,000文字くらいの文字数で記事を作る事が多いです、
1記事あたり6,000円くらいまでを、ライター原価として捉えている会社も多いです。
1文字2円で3,000文字で6,000円の収入になると、ライター業として活動しやすくなります。
メモ
編集長やディレクターが行っているキーワード選定やタイトル、見出し決めなどまで提案できると、1記事あたり8,000円から1万円くらいも狙っていけます。
そもそも激務なので金を払って楽になるなら、そのようにしたい業界なのです。。。
②:WEB開発会社からの孫請け業務依頼
元々WEBサイトの開発やSEO対策・インターネット広告などを行う制作会社が、クライアントから記事メディアの運営を依頼され困り果ててライター募集をする形式です(笑)。
この場合あなたと直接契約を結ぶ「制作会社」は、前述のメディア企業と比較してコミュニケーションを通して得られるスキルや、勉強になる事が少なくなる傾向があります。
また制作会社にとってのクライアントから、運用含めた予算が決められています。
そのためライターに費用をかけたり、単価を上げていく交渉が難しい構図ともいえます。
しかも①も同様ですがクラウドソーシングを利用する際、手数料も発生するので制作会社とライター共に収益を上げていくには難しい取引と言えるでしょう。
ただし業界の裏側を言ってしまうと、クライアントから制作会社には結構お金を支払っています。
内容によって異なりますが3,000文字くらいなら1記事1万円くらい、専門性の高いジャンルだと1記事で5万円のような単価で取引契約している事例が多いです。
そもそもクライアント企業はライター単価がわからないので、制作会社の言い値になっていることが多いんです。
現在は美容やサプリメントなどのジャンルでは「薬機法(旧薬事法)」の理解が必須です。
このような難しいジャンルの企業メディアで、公式な記事をかけるライターさんは非常に高額な取引になります。
時々、企業の直受け案件もありますので、ぜひチェックして見て下さい。
Webライターの始め方|知らないと損する業界裏話も知っておこう!|まとめ
今回はWEBライターを始めるための、基礎情報や損しないための業界知識をお伝えしました。
WEBライターは専門にしても良いでし、サラリーマンの副業としても始めやすいのでおすすめです。
何よりも文章能力がつくと言う事は、物事を論理的に考えるスキルも身に付くため、本業や他のお仕事への応用力が高いです。
是非ともWEBライターへのチャレンジをして、新しい働き方や収入源を手に入れましょう!
WEBライターの仕事は「一生モノ」→副業チャレンジ!