こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- アクセスがない記事は削除すべき?|理由も解説
- アクセスがない記事への対応パターン3つ
- ブログのSEO対策|記事を消すのは正解?アクセス対策の3つの方法|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの「複業」をしている、副業ならぬ全てが本業の「複業家」です。
- 複業の合間に、本ブログ「ミライ創造.com」を運営する経営者ブロガーです。
- 本業の戦略コンサルとしての筆者の経験を生かし、経験者のノウハウ要素を抽出して、わかりやすくまとめて説明します。
☑️筆者が参考にしている神ブログ
manablog(坂内 学さん)|副業コンパス(クニトミ リュウヤさん)|Tsuzuki Blog(Tsuzukiさん)|SEOの森(おおきさん)
※マナブさんのYoutube動画もおすすめです(https://www.youtube.com/c/manabuch)
ブログ運営をしていると30/50/100記事などの節目に「今後どうしよう?」「このままで良いだろうか?」とブログのジャンルや記事内容について考えてしまいますよね。
不安になってしまう要因として、検索からのアクセスが少ないなどがあると思います。
本投稿ではブログ運営をしていて、ブログのジャンルやテーマを変えていく際、古い記事やアクセスがない評価が低い記事の処置について解説します。
ブロガーのあるあるな疑問である、「アクセスが無い記事」はどうすべきなのでしょうか?
結論を先に言うと、リライトか削除をしないとSEOの泥沼にハマります。
正しい対処方法を身に付けてブログ評価を底上げしていきましょう!
目次|Contents
アクセスがない記事は削除すべき?|理由も解説
評価の悪いブログ記事を削除すべきかどうか?
実行に移す前に以下のチェックリストをみて、「全て」当てはまるか?を確認しましょう。
- 公開記事が50記事以上ある
- 記事公開後、3ヶ月以上は経過している
- 検索順位で100位以下になっている
- SNSで紹介してもアクセスが得られない
- キーワード選定や内容を見直して「一度はリライト」している
これらのチェックリストが全て当てはまるなら、残念ながら記事の削除をするべきです。
なぜならアクセスの少ない記事を放置していると、ブログ全体の評価が下がる可能性が高くなるからです。
ブログの評価とは記事1本1本の積み上げです。
評価の低い記事があると、カテゴリーやブログサイト全体に悪影響を出す可能性があります。
ここからは評価が下がる理由と対処の方法などを解説したいと思います。
アクセスがない記事を「削除」すべき理由
アクセスがない記事を放置してはいけない理由は、SEO対策に悪影響を与える可能性が高いからです。
実はSEO対策は加点方式と思いがちですが、減点ポイントがあると言われています。
「言われています」としか表現できない理由は、Googleは検索エンジンのアルゴリズムを公開していないからです。
SEO対策の専門家や機関が検証や仮説を元に実験した結果から、「関連」と「因果」を推測するしかできないからです。
SEO評価のステータスイメージ
- マイナスから『0』に戻す作業
- 0を『1』にする作業
- 1を『10』以上にしていく作業
筆者はブログを開始して3ヶ月で100記事を書きましたが、検索上位に出てくる記事は1本だけでした。
特化ブログやトレンドブログではないとは言え、さすがにおかしいなぁと思って改めてSEO対策と向き合いました。
結果としては「54記事」を非公開にして「30記事」をリライトしました。
シンプルに対処するなら、非公開ではなく「削除」が良いでしょう。
そして「SEO対策」を意識した記事を40記事ほど追加公開した頃、検索順位が見る見るうちに上がってきます(2ヶ月経過)。
メモ
検索からのアクセスが倍増以上になり、アドセンスやアフィリエイトの成果が出るようになってきました。
当ブログの実例
ランクトラッカーというツールで「検索順位」の推移を確認していますが、検索でTOP10にランクインする記事が続々と出てきて今も毎日継続中です。
※2021年3月現在では55個くらいのキーワードで、検索上位10位以内を獲得しています。
-
Rank Trackerの使い方|キーワード選定の「答え合わせ」してますか?
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評価の低い記事に対してやるべきこと
検索からのアクセスだけではなく、SEOで記事紹介してもあまり読まれない記事は、記事の内容やジャンル・テーマのニーズなどに問題があるのかもしれません。
ニーズのない記事をいくら良い文章で書いても、残念ながら読まれる機会はあまりありません。
せっかく時間をかけて記事を書いたのにもったいない気もしますが、これからの新しい記事のために正しい処置をしましょう!
マイナスから『0』に戻す作業
まずマイナス評価を受けている記事をなんとかしないと、良い記事があっても総合的にブログ全体の評価が下がります。
サイトの評価を下げる原因には、アドセンスで禁止されている「禁止コンテンツ」や「広告掲載の方法」などがあります。
また日本独自ですが「根拠の無いYMYL系」の記事を生み出す事も評価されづらい要因になります。
※YMYL:Your money,Your lifeと言う、ユーザーのお金や健康などに悪影響を及ぼさないように設定されている、日本独自のGooleアルゴリズムで「健康アップデート」と言われています。
-
ブログ初心者がGoogleアドセンスに受かるためのチェックリスト
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記事やキーワードのカニバリ(重複)も気をつけよう
あまり知られていないマイナス評価になる要因が、記事や記事内容・キーワードの重複です。
筆者は「FX・投資」カテゴリーで「取引実績の日記」を記事ネタにしていました。
取引実績を日記形式にしていましたが、殆どタイトルが似てしまい記事重複が発生していました。
そのため重複に対する対処を行いましたが、後ほど詳しく説明したいと思います。
0を『1』にする作業
マイナス要素が無くなったら、次は「0→1」にする作業です。
これもGoogleの仕様上で明言できないのですが、最も重要だと言われている事が「キーワード選定」です。
当たり前のようですが検索されていないキーワードで記事を書いても、記事を探す人がいないのでそもそもスタートラインに立っていません。
よくブログは「自分の書きたい事を書くな」と言われています。
自分の書きたい事が読者ニーズであれば問題ありませんが、一般人の「日記ブログ」はほとんどの人が望んでいるコンテンツではありません。
メモ
ブログ=芸能人の日記、、と言うイメージを持っている人が陥りやすい失敗事例です。今一度キーワード選定の方法を確認してみましょう。
キーワード選定の方法
-
ブログのキーワード選定|プロの方法を学ぼう【マナブさん動画を解説】
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1を『10』以上にしていく作業
キーワード選定が間違っていなかったら、次はアクセスに有利な記事構造にしていく事が必要です。
アフィリエイトやアドセンスで「成果発生」させるためには、セールスライティングと向き合っていく必要があります。
しかしながらまずはアクセス発生しているか?という事が、今回のテーマのためセールスライティングについて言及は割愛します。
以下はアクセスを得るために「加点式」でやっていくべき代表例です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブログ記事の「記事設計」で注意すべきこと
- Googleボットがインデックスしやすい記事構造にする
- 魅力的なタイトルやディスクリプションで「クリック率」を上げる
- 読者の興味・関心を高める「リード・導入分」を書く
- ロングテールキーワードで記事を書く
- 内部リンクを集めて「SEO評価」を高める収益事をセットする
- 文字数ではなく「密度」を意識して記事を書く(共起語を多くいれる)
「ラッコキーワード」は関連語も抽出できます|無料ツールの最高峰
-
ラッコキーワード【保存版】|使い方から記事作成までを徹底解説
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アクセスがない記事への対応パターン3つ
アクセスが無い記事への対処方法は概ね3つに分類されます。
前述した「チェックリスト」と合わせて、以下を確認してみてくださいね。
アクセスがない記事に対する対処方法
- リライトをして再チャレンジする
- 検索エンジンの対象から外す
- 削除(非公開)にする
リライトをして再チャレンジする
キーワード選定がうまく行かないと、検索結果に表示されるまで時間がかかるものです。
筆者の実績では公開から3ヶ月以上経過してから、突然検索上位にくる記事もあったので数週間でリライトするのは絶対にやめましょう(笑)。
しかしながら上手に「キーワード戦争」のスキマを突く事ができたら、数十分のうちに検索上位にくることもあります。
そのため記事を書いたあとは、必ず検索結果に出てくるか?を確認しましょう。
ドメインパワーいまだに1しかないけど、KW選定とSEO意識したライティングすると、最近は30分以内に、Googleさん結構上位にインデックスしてくれる🤣#現在12位#SEOライティング
やっぱマナブ さんとおおきさん神やわ、、、
本業を生かして諸説の分析し、コツなどはブログ記事にしてます pic.twitter.com/NvcfnbtmLi
— ごんた社長🐕|起業家ブロガー|「#事前流」弟子入り|ブログ仲間募集中🦍 (@gonta_blog) October 2, 2020
リライトは「キーワード選定」していることが前提
リライトをする前提として記事を書くときには、キーワード選定をしていることが必要です。
要はどのような記事を書いて「読者ニーズ」を満たすのか?の計画が無いと、何が想定とズレたのか?わからなくなってしまいます。
-
ブログのリライト|【やらないと損】効果を実感するやり方と分析方法
続きを見る
検索エンジンの対象から外す
実はブログ記事は、ブログ全体や記事単体で「検索対象から外す」ことが可能です。
すでに稼げているブロガー層からすると削除すべき記事です。
個人的には記事内容が客観的みておかしくなければ、ブログ内の回遊を目的とした「読み物」として残しておいても良いと思います。
記事を削除しない理由
- サイト内の滞留時間が増える可能性があるから
- ブログ村やピンタレスト、Twitterなど、検索エンジン以外の流入経路の可能性があるから
- ブログの影響力が強くなったときに「専門性」や「権威性」を担保できるから
要はSEOで勝てない=削除、では無いと言う事です。
貴重な時間を費やして作った記事を、SEOの評価だけで削除までしなくてOKです。
段階を踏んでソーシャルからのアクセスや、内部リンクから回遊したり「成果報酬」が発生しないか?を試してからでも遅くはありません。
記事を検索対象から外す方法
記事を検索対象から外す方法は非常に簡単です。
お使いのテーマによって場所や方法が異なりますが、ワードプレスの管理画面から「noindex」に設定し、サーチコンソールで「削除リクエスト」を送るだけです。
☑️ワードプレスの設定
■当ブログで使用している有料テーマ「AFFINGER5」なら、記事作成画面の右側にあります。
☑️サーチコンソールの設定
■サーチコンソール
①メニュー→②インデックス→③削除→④新しいリクエスト→⑤該当記事のURLを登録して送信
実は当ブログでは「FX日記」と言うカテゴリーの記事を、noindex扱いに変更しています。
なぜならブログ村の「投資」や「FX」のカテゴリーから、定期的なアクセスがあるからです。
FXとかの取引実績って、その時の結果だけではなく前後の記事を読んでチャートや相場を確認したいんですよね。
単発の記事だけ読んでも、いわゆるアフィリエイト成果は発生しづらいのです。
しかしながら継続的にFX取引をして「儲けている」ことが証明できたら、それが信頼に繋がり「成果発生」するようになってきます。
メモ
記事構造やタイトルをあまり変えない方がリピーターになりやすいのですが、SEO的にはあまり良い影響が出ません。そのためFX日記は「noindex」の記事にして、内部回遊と検索エンジン以外からの流入用にしています。
削除(非公開)にする
せっかく時間をかけて書いたブログ記事ですが、前述までの説明とおり評価が低い記事に「適正な対処」をしないとブログ全体の評価が下がります。
そのため未来に時間をかけて作成する記事にも影響が出てきます。
残念ですがワードプレスの管理画面から記事を非公開設定にし、同様にサーチコンソールからも削除依頼しましょう。
ちょっと最後の悪あがき
実は、コレ、筆者です(笑)。
ブログ開始当初から、ブログのカテゴリーやテーマ選びに失敗した事が、54記事もの記事をお蔵入りさせた原因でもあります。
記事自体の質が低くて、自分でも「イマイチだなぁ」と感じる記事は、とりあえず非公開にしてしまいましょう。
ブログ記事を削除する前の最終チャレンジ
最後の悪あがきとしては「アメブロ」や「note」などの、読者コミュニティが形成されている「ブログサービス」に記事移管してみましょう。
筆者は「ビジネス系ノウハウ」の記事をnoteに移植しています。
理由は企業や情報機関が発信するジャンルなので、SEOの競争が激しいのと個人だと権威性が担保できないからです。
ただnoteに移植した記事にも読者がついて「いいね」をもらったり、時々noteからの本ブログへのアクセスや被リンクなども獲得しており、まさに「タダでは倒れない」スタンスですね(笑)。
ブログのSEO対策|記事を消すのは正解?アクセス対策の3つの方法|まとめ
今回はアクセスの無いブログ記事を、どのように対処すべきか?削除するのは正しいのか?について説明しました。
もう一度まとめますが、以下の対応をとっていきましょう!
記事をすぐに削除しない理由
- サイト内の滞留時間が増える可能性があるから
- ブログ村やピンタレスト、Twitterなど、検索エンジン以外の流入経路の可能性があるから
- ブログの影響力が強くなったときに「専門性」や「権威性」を担保できるから
筆者も断腸の思いで54本の記事を非公開にしました。
結果的には全体のブログサイトの評価も上がり、アクセスも多く増えて記事の整理をやって良かったと思っています。
また悪あがきで移植した記事にも、読者がいてくれるのが「救い」ですね(笑)。
記事数が50記事以下だったり、ブログ開始して直後に悩む問題では無いので、記事数の節目と経過期間に応じて考えてみてくださいね。
それでは今回はここまでとします。