少ない方が良い、、多い方が良い、、読者視点で、、もう少し詳しく知りたいです。
こんな悩みをお持ちの方へお答えします。
☑️本記事の内容
- ブログの文字数に最適はない|あくまで【適正】な文字数が正解
- 目的によって適正な文字数は変わる
- ブログの適正な文字数は?|まとめ
☑️本記事の信憑性
- この記事を書いている筆者は、3年前にサラリーマンから独立して、常に5社くらいの「複業」をしている、副業ならぬ全てが本業の「複業家」です。
- 複業の合間に、本ブログ「ミライ創造.com」を運営する経営者ブロガーです。
- 本業の戦略コンサルとしての筆者の経験を生かし、経験者のノウハウ要素だけを抽出して、わかりやすくまとめて説明します。
☑️筆者が参考にしている神ブログ
manablog(坂内 学さん)|副業コンパス(クニトミ リュウヤさん)|Tsuzuki Blog(Tsuzukiさん)|SEOの森(おおきさん)
※マナブさんのYoutube動画もおすすめです(https://www.youtube.com/c/manabuch)
ブログの文字数って何文字が良いの?ブログ運営をしていると、多くの人が疑問に感じる課題です。
様々な情報を整理すると、出てくる回答は「最適な文字数は存在しない」「少ない方が良い」「多い方が良い」「読者視点で考える」との事。
全部に当てはまりそうで全部が相反するため、ある程度は考え方の整理が必要だと思い分析してみました。
本投稿を読む事であなたが書きたい記事の、「適正な文字数」を考えるヒントになります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ブログの文字数に最適はない|【適正】な文字数が正解
結論から始めに言うと、ブログに「最適」な文字数のガイドラインはありません。
それだと結局は経験や判断力が全てになってしまい、この疑問に対する「正しい対策の再現性」がなくなってしまうため、もう少し深掘りした説明をします。
ブログ記事の文字数に【最適】がない理由
ここで注意すべき日本語が「最適」です。
最適とは「1,000文字」や「3,000文字」など、ターゲット文字数のガイドラインになりますが、そのような数字は存在しないと言う事です。
ブログ記事で良いとされる文字数にあるのは「適正」な文字数です。
文字数は読者目線で適正にする事が正しいのですが、ちょっと曖昧すぎるので「目的」を整理しました。
文字数の適正化は「記事の目的」から考えよう
上述の「読者目線での適正な文字数」ですが、最終的には大きくは2種類の項目があります。
ひとつ目が「SEO対策」における適正な文字数で、もう一つが「読者目線」で考えた適正な文字数です。
ブログ運営者も読者も、必要な情報をわかりやすく伝えるため、少しでも「文字を減らしたい気持ち」がありますよね。
一方では少しでも「読まれる記事にする目的」があると思います。
これらの目的を達成するため、最適な文字数をどうするべきかを考えてみましょう。
次の項からもう少し詳しく説明をします。
ブログの最適な文字数は目的によって変わる
前項であげた「ブログ記事の目的」に沿って、文字数をどうすべきか?の考え方を整理します。
ブログの文字数に影響する要素
- アクセス対策を目的とした適正な文字数
- ユーザーの課題解決を目的とした適正な文字数
- 競合性が高いテーマでSEO対策する事を目的とした文字数
アクセス対策を目的とした適正な文字数
結論:極小の文字数でもアクセスが発生する
自分の記事作成スケジュール 見出し(h2-h4)だけの記事(広告設置済み)をアップ ↓ GSCでFetch ↓ 3日後GSCで順位確認 ↓ 順位高い→放置 ↓ 順位低い→8割記事埋めてアップ ↓ GSCでFetch ↓ 順位高い→放置 ↓ 順位低い→10割まで埋めてアップ
— おおき/SEOコンサルタント (@ossan_mini) March 17, 2018
>>SEOコンサルおおきさん:SEOアフィで見出しだけを書いて売上をあげてみる より
SEO対策のプロ「おおきさん」のTwitter投稿です。
簡単に言うと「タイトル」「見出し」「アフィ広告」のみの記事を公開して、文章がないまま収益を発生させた事もあるそうです(笑)。
もう長文が良いとか、短い方が読者ファーストとかの次元じゃないですね。
しかしながら、これも「ブログ記事の適正な文字数」の一つの答えです。
文字数の最適化を考える前に、ブログ記事にアクセスがないと記事の価値提供ができません。
SEO対策で最低限必要な文字数は?
SEOプロは大量のキーワードテストを日々行っています。
短い文章・文字数でサーチコンソールに引っかかった記事を、リライト・肉付けして記事を完成させているそうです。
ワードプレスの各種SEO対策プラグインでは、カテゴリーページの文字数が少ないとアラートが出ますがその文字数が250文字になっています。
メモ
250文字くらいでキーワード選定がされた見出しが書けたら、アクセス対策としての適正な文字数となりそうですね。
ユーザーの課題解決を目的とした適正な文字数
結論:ユーザーの検索意図に合わせよう
検索エンジンを使うユーザーには「検索意図」があります。
ブログは「自分の書きたい事を書くな」「ユーザーの知りたい事を書け」と言われています。
なぜならユーザーの検索ニーズがない記事は、いくら長文を書いても検索エンジンで検索されないからです。
クエリとは?ユーザーの検索意図
- Knowクエリ・・・知るための検索意図
- Goクエリ・・・行く事、場所を探すための検索意図
- Doクエリ・・・買うなど行動に移すための検索意図
ユーザーの検索意図には、3つ種類のクエリ(検索側が使うキーワード)があります。
3つのクエリに対して、文字数のあり方をどのように考えるか?を説明します。
※ECショップの事例を考えると、「Buyクエリ」もありますがここでは割愛します。
-
5分でわかる【ブログの書き方】成果を上げるライティングスキル2種
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Knowクエリ
検索ユーザーである読者は、文字どおり「知るため」に検索エンジンで情報を調べます。
この段階ではまだ具体的な行動を起こす前で、「行動を起こすべきか?」「どのようにするのがベストか?」などを調べている最中とも言えます。
例えば「村上春樹」の特定タイトルの書評を知りたい場合は、それなりに文字量が多くないと説明不足になってしまいます。
反対に「村上春樹 おすすめ」であれば、5冊くらいおすすめの小説を紹介して、アフィリエイト広告をつけた少なめの紹介文が読者にとっては良いと思います。
メモ
知りたい事の回答によって文字数がかなり変わってくる事ため、検索意図を考えて記事の組み立てを行いましょう。
Goクエリ
Goクエリはアフィリエイトブログを運営をしている人にとって、あまり相性の良いクエリではありません。
なぜならほとんどの場合がおすすめの観光スポットや、商業施設などの場所や行き方を調べる事を目的としているからです。
当然「東京タワー」にはアフィリエイト広告はないですし、Goクエリの人にとって必要な情報は地図や抜け道・おすすめの交通機関です。
現在だとGoクエリにあたる検索の結果は、Googleが判断して「地図表示」する事が多いので、テキストベースのブログはちょっと相性が悪いかもしれません。
メモ
アドセンス広告や旅行予約のアフィリエイトなど、マネタイズ方法が全く無いわけではないので、Goクエリも戦い方によっては効果的です。
Doクエリ
Doクエリに該当するユーザーは、既に情報の下調べが終わっており、あとは何かをきっかけに行動に移す直前の状態であると言えます。
もちろん衝動的に行動に移す事もありますが、「筋トレ」を事例にして説明します。
筋トレを事例にした検索意図
- 「筋トレ 方法」→筋トレの方法やおすすめの動画があれば筋トレを始める
- 「筋トレ サプリ」→筋トレに効果のあるサプリメントの紹介があればサプリを買う
- 「筋トレ ジム 評判」→複数ジムの評判を比較して良いと思えばジムの申し込みをする
このように「筋トレ」をテーマにしても、様々な行動の検索意図に合わせた記事が書けます。
全般的に方法やおすすめ、サプリメントであれば効能や効果などの説明が必要になってくるため、長文になる傾向があります。
ブログ記事では、ユーザーに行動を想起させるアプローチをしないと成果報酬は発生しません。
そのためセールスライティングを意識して記事を書くと、やはり長くなってしまいますね。
-
セールスライティングとは|ブログで取り入れたい【10倍売る方法】
続きを見る
ブログ記事の文字数は結局長い方が良いのか?
とはいえスマホで情報を見る事が中心となってきた現代においては、長文自体に「苦痛」や「嫌悪感」を感じる人は多いと思います。
前段が長くてなかなか、知りたい情報に辿り着け無かったり何ページもスクロールしたり、、、
挙句の果てには、結局最後まで記事を読んでも結論や知りたい情報が無かったりなど、、、
無駄な文章や文字はユーザーにとって不要なものです。
文字数が多くなるとしても、階層わけをしたり適正な「間」を開けたりなど、読みやすくする工夫をしましょう。
競合性が高いテーマでSEO対策する事を目的とした文字数
結論:文字数が多い方が良い「傾向」
SEO要因・共通して重要
・title
・description
・h1~h3ぐらい競合多い(=難易度高い)KWで重要
・記事の文字数
・記事の共起語数
・専門性
・ツリー構造
・内部リンク
・発リンク
・更新頻度自分でコントロール出来ないが重要
・被リンク
・サイテーション(言及、引用)
・CTR
・直帰率(多分)— おおき/SEOコンサルタント (@ossan_mini) February 5, 2018
こちらもSEOコンサルおおきさんのツイート引用してます。
注意点としては文字数が多い方が良い=文章を引き延ばしする、ではありません。
この辺りは読者目線での最適を考えましょう。
競合記事が多いキーワードでSEOが有利に働く傾向はあるのは、「文章の長さ」ではなく「共起語」が多く含まれている事にあります
共起語とはキーワードの周辺で登場しやすい単語の事です。
記事内の文章でキーワードや共起語の密度が高いと、Googleが「専門性が高い記事かも?」と判断する事がある かもしれないと言う事です。
SEOにおける注意点
「かもしれない」という言い回しは、Googleはアルゴリズムを公開して無いので、断言ができないと言う事になります。
SEOのプロフェッショナルやコンサル界では、そのような傾向があるのでは?と推測されていると言う事です。
実際に筆者もブログ開始4ヶ月目から、記事の作成数を少なくして情報量の多い記事を意図的に書いています。
その結果ですが表示回数や検索流入が、前月比較で倍以上に伸びてきています。
メモ
せっかく競合の多いキーワードで検索上位表示されても、文字数が多くてわかりづらいと「読了」されないのでユーザーの評価を下げる結果になります。
あくまで読者目線で最適な文字数で、「検索意図」に対応した「回答」を記事で用意しましょう。
ブログの適正な文字数は?|ネット情報が全部正論なので分析しました|まとめ
今回は「ブログ記事の最適な文字数は?」について説明しました。
冒頭でもお伝えしたとおり、最適ではなく「適正」が必要である理由がわかったと思います。
現実的にはSEO対策をしないと、アクセスが発生しないので読者目線を考える以前の問題になります。
記事が読まれる前提で考えると、なるべく無駄な言い回しや文章を減らして情報量を減らしましょう。
記事内容の正当性以前に、文字数が多すぎると視覚的に情報が入ってこなくなります。
ブログのリライト方法を解説した記事もあるので、読んでみてくださいね。
より良い記事作成を目指して「読者目線」の記事作りを意識して行きましょう!
それでは今回はここまでとします。